れきし1

ばんちょ。
上の絵は特に誰ってことはないです。
暑い日が続くので…。
前回のエントリで新刊ご案内をいたしましたが、実は私にとって同人誌発行20周年記念本だったりします。いや、漫画の内容や傾向はいつもと変わらず何も特別なことはやってないんですけど。
で、改めて自己紹介がてら、今までの同人活動を振り返ってみたいと思います。
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初めて「漫画」を描いたのはたぶん小学1年生くらいだったと思います。コマ割りをして、フキダシを作って、文字を入れて…、漫画っちゃー漫画ですが、無論子供のお絵かき的なものです。
小学生~中学生の間はそんな落書きエンピツ漫画を大学ノートに描いて、クラスメートに見せていました。
こないだ同窓会に行ったとき友人らに「まだ漫画描いてるんだ」って言われたくらいだから、よっぽど印象があったのでしょうか。
同人誌即売会の出会いは中学3年の春頃…うろ覚えですが。
(誰なのか思い出せない)友人らの誘いで、流通センターのイベントホールへ行き、コミケではない別の(これもなんだったのかわからない)即売会をうろついた覚えがあります。なんかよくわからない催し物に、連れていかれたていです。
同人誌の存在は「ファンロード」誌などで小さい頃から知ってましたが、小中学生の頃の私にとっては完全な「大人の趣味」だったのです。
ですからその時のイベントでは「わーすげえなー」くらいしか感じませんでしたし、買いもしませんでした。残念ながらこの時点では興味がわかなかったようです。
高校に上がってからもノートに絵や漫画を描いていた私。当然のように新しい友人もオタクだったりします(当然漫研に入りました)。
そして1989年の夏、彼らの誘いでコミックマーケット36に一般で初参加。自転車で晴海へ向かったのを覚えています(うちから40分くらい)。
そう「晴海」なんです。
当時はまだビッグサイトは無く、幕張メッセに移る直前のコミケでした。
資料によるとC36のサークル数は1万、参加者は10万人だそうです。現在サークル数3万5千、参加者は55万人ですから、まだまだ成長過渡期でした。
さて高校1年生の私が「自分の意志」で初めて来たコミケ。
前に行った同人誌即売会では、ほとんどわけもわからず終わってしまいましたが、今回は「買ってみよう」と意気込んでの来場。
物凄い混雑。→ビッグサイトより動線が悪かった
立ち込める熱気。 →ビッグサイトと違い空調が効かない
手に入れたエロ同人誌。…おい16歳だろw
当時のエロ同人は無修正だったので、モロに描きこまれた「くぱぁ」はかなりの衝撃でした。ドラクエのローラ姫がムーンブルク王女がそれこそぐっちょんぐちょんに…。まぁ逆に、本屋にはロリコン写真集的なものが正規で普通に平然と売ってる時代でもありましたが。
同人誌、買ったぜ…それなりにw
はぁはぁ。
満足した、満足したはずだが…、…うーん、すごくは楽しくない。
頭の中で声が聴こえる。
「ここで本を売ってる人って基本的に素人だよな」
「内容も結構いい加減だし、それほどすごい本ってあんま無いし」
「同人誌ってそれほどすごいもんじゃないんじゃね?」
さあ、調子に乗り始めましたよ?
高校1年生の私に、ひとつの思いが生まれたのです。
「島の内側に入りたい」
そう、いつもノートに描いてるような漫画を、クラスメート以外の人に、コミケに来ている人たちにも見せたい!
そんな感情が生まれました。
さすが高校1年生、怖いもの知らずです。
コミケから帰宅し、ムーンブルク王女が触手にまとわりつかれているエロ同人誌を手にひとつの決意をしたのです。
「よし!次はサークル参加だッ!」
(長いので、というよりそろそろ原稿やらないと…なので続く)
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