(512) 文章力

おはばんちわ。

サークル名は「まのすた」ですが、真野ちゃんがまだ一般人の頃からこのサークル名です。真野ちゃんとは関係なく「まお」という名前の響きが好きなので、茉音(まおん)スタジオにしまして、それが崩れて「まのすた」です。

てなわけで。
銀盤の妖精の真央ちゃんガンバレー。



あやちょがつい最近のブログで

「最近、勉強しない変わりに本を読むことにしました」

と書いておりました。

ま「変わり」じゃなくて「代わり」ですが、そんな些細な誤字はともかく若い頃からの読書習慣は大変良いことです。文章力、読解力、想像力がどんどん鍛えられますから。

でその後、中高生に人気のある小説家・山田悠介氏の著書「モニタールーム」を紹介してます。

…おっと、一抹の不安が。
(この不安の理由が分かる人はこの先読まなくても大丈夫です)

さて私自身はこの方の小説を読んだことはありません。
ネット上で取り上げられた情報をソースにしての記事であることをお断りさせて頂きます。

あとファンの方は、この後の文章は読まない方が賢明かと思います。



まずは山田悠介氏のデビュー作「リアル鬼ごっこ」の文章抜き出しを御覧下さい。

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「二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた」
「騒々しく騒いでいる」
「最後の大きな大会では見事全国大会に優勝」
「十四年間の間」
「ランニング状態で足を止めた」
「遠く離れると横浜の巨大な遊園地ができた」
「いざ、着地してみるとそこは森の様な草むらに二人は降り立っていた」
「永遠と続く赤いじゅうたん」
「この話は人々の間とともに長く受け継がれていく」
「ましてや数分間で全てを思い出す事は全く不可能だった。翼は思い出す。」
「王様はその意見について顔を見ながら『この意見はよいと思わぬか?』と意見を尋ねた。 」
「それはよく、変態おやじが電車で痴漢をした時に、された女性が鳴らす警報機によく似ていた。」
「中年のおやじが風呂に入ってからの第一声に、その意味は全く別だがそれに似ていた。」


---------

ん?

おや?

…なんかひっかかりますよね?

次に別作品の冒頭部分です。

---------

八月二十日。水曜日。

 昨日、この国である事件が起きた。

 真夜中の、海岸での犯行。それは一瞬のうちの出来事だった。警察に通報したのは、砂浜に一人残された十八歳の少女。汗だくになりながら二人を捜したが見つからず、携帯を手に取った。

 翌日、神奈川県警と海上保安庁は水難事故として捜査を開始。テレビのニュースでも報道された。が、大きくは取り上げられなかった。二人の大学生が海で行方不明になった事件はこの時期にはよくあることで、視聴者も「またか」ぐらいしか思わない。

 しかしまだ、世間はある事実を知らない。犯行グループから、首相官邸に一本の電話が入っていたことを。


---------

えーと、登場人物と時系列がすごくモヤモヤしてるんですが。
勝手に推測して整理して書き直してみました。

---------

八月十九日、火曜日。

時刻は午後11時過ぎ。神奈川県のとある海岸で、その事件は起きた。
それは一瞬の出来事であった。十八歳の少女が気づいた時には、連れの大学生二人の姿がこつぜんと消えていたのだ。

明けて二十日。
少女の通報を受けた県警は、海上保安庁と共に水難事故として捜索を開始する。
この事件はマスコミでも報道されたが、ほとんどの視聴者はよくある海の事故として気にも留めなかった。


(後略)

---------

ということで大丈夫だと思うのですが。
何が言いたいかもうお分かりだと思うのですが。

山田氏の文章力は、かなりアレだということです。

いやほんとに中高生に人気あるんですよ。大ヒットしてるんですよ。
確かにそれだけの魅力が…うん設定が奇抜で、発想力があると思います。
こういうのってきっと「読みやすい」んでしょう。
買っても無く、通して読んでない私は「面白さ」の判定はしません。

実は山田氏、もともと読書家ではなく、そもそも小説技法を全然知らなかったそうです。
でも空想するのが大好きで、自分の頭の中にあるストーリーをとにかく書いてみたくなり、そして本当に書き上げてしまって、さらに勢いで自費出版したのが「リアル鬼ごっこ」なんです。勇者です。これはスゲエです。

もし小説雑誌に投稿していたら、たぶん審査員の先生のところまで届かなかったんじゃないでしょうか。第一次選考ってバイトの子達がざっと眺めて「小説としてきちんとした文章になっているかどうか」を測るだけの場所ですから。

自費出版することによって、力技で人の目(編集の目)に触れさせたことが、幸を奏したわけですね。いや、それでも「売れる」と思った編集部もスゴイけど。

そういう経緯なので、技術力はしょうがない部分はある。
また筆の速い方なので、どんどん新刊を出すのでビジネス的にもありがたいところ。ティーンエージャーの固定ファンも多いし、何十万部も売れるほど人気が安定してる。

ええ、ええ、問題ないんです。
読んだことも無い私から、とやかく言われる筋合いはないでしょう。
でも、でも、でも。
なんだろうこの気持ち。

私も過去に文章を書いてお金を貰っていたことがあります。
「金を取る」というレベルになると、表現、文法、言い回し、資料調査、などなどかなり力を入れるものです。

※このブログはそんなに頑張ってないです

なんか「ズルイ」って気持ち。

柔道家同士が技に駆け引きにしのぎを削ってる道場。
そこにひょいと現れた大男。人間離れした怪力の持ち主であった。
技術を一切無視して、黒帯の師範代を片手で持ち上げて叩きつける。
そして「ハハハ、この道場のレベルも大したことはないな!」
と言われてしまった弟子たちの気分?


…いやこう書くと山田氏が悪役だわ。彼はいい人です(断言)。

ま、あやちょの話に戻りますが、これをきっかけに読書好きになるとしたら、素晴らしいことなのは確か。

でも、できることならその後も他の作家のいろんな作品を読んで頂きたい。
そしてそれにより「文章力」というモノの存在に気づき、山田氏の小説に対して何らかの違和感を抱けるようになって欲しいです。

…でも時代によってどんどん日本語は変わっていくからなあ。
…なんかオヤジの繰り言になってしまった気がする。

「画力が無くてもマンガは描ける」とはよく言われることです。

でもそれは正確ではありません。

「マンガには画力が無くても描けるジャンルがある」です。

エロ漫画など画力無しには成り立ちませんし、現在はリアルな描写と綿密な背景に支えられてる作品が世の中に溢れてますので、そのスキマ産業としてそういうジャンルがあるだけです。

さて、結論。

「文章力が無くても小説は書ける」

と発言したとしたら「それは小説じゃねえ!」とフルボッコにされそうです。
なのでちょっと言い換えます。

「小説には文章力の必要が無いジャンルがある」

これは今世紀に入って生まれた新しいジャンルです。
どんなものを指すのかは、皆さんの判断にお任せします。

ま、「小説」の定義がそもそも曖昧なんですけどね。

--------

☆こちらのリンクも合わせてぜひ御覧下さい

よい子のBlog(季節のフルーツ添え)
読書感想文「リアル鬼ごっこ」 山田悠介著

http://blog.livedoor.jp/tezzco/archives/14930298.html

山田悠介の文章教室
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51092447.html

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漫画の世界では桃子と熊井ちゃん以外のベリメンは処女なんですか?
あと愛理ちゃんが処女だったかどうかが思い出せないので教えてください

真央ちゃんとキム・ヨナは河合克敏先生あたりでマンガ化しそう・・・

>銀盤の妖精真央ちゃんガンバレー。

トリプルアクセル二回成功させたのに、終盤のミスで優勝できなかったのは残念でしたね。
でも世界で2位ですし、安藤選手は5位、鈴木選手じゃ8位ですので、日本人選手が
三人全員入賞したのは素直に嬉しいですし、胸を張って帰ってきてほしいですね。

>「ハハハ この道場のレベルもたいしたことはないな!」
と言われてしまった弟子たちの気分?

このくだりを読んでボブ・サップを思い出しました。今頃どうしているのでしょうかね?

・ つぐながクンの感想

>OOOOイタズラする?

あの体勢からですと、塗るか、吹かせるか、細長いモノを入れるかですかね?

>妄想力ってスゴイねえ

あの「わあっ」はちさとに生えていることへのなのか?それとも海綿体そのものに対する
ことなのでしょうか?処女なのに・・・。あ、お父さんやお兄ちゃんので見慣れている
のか。だけど、どうして4Pなんて言葉知っているのでしょうか?

さて、発売中のUTB誌で3月24日発売の写真集の先行ショットが掲載されてますが、
全員現役だけにセーラー服が似合ってましたね。特に一番ちっちゃい女の子は

とても高校卒業とは思えません。あと10年は制服イケるのではないでしょうか?

こばわ
女子フィギアヨナの圧倒的強さを見せられてしまいましたね。
日本勢も枠の関係で米国代表だった長洲さん入れればかなり検討したといえるでしょう。
つぐながくんの感想
真野ちゃんの妄想だが桃子なにもしていないように見えるのは俺だけであろうかw

りかやさんこんばんは。
何度か飲み会でご一緒させて頂いてますが、初めて書き込みます。お邪魔します。

今回のブログ読んで、以前に℃-uteメンの「携帯小説にハマってます!」という発言を知ったときに残念な気持ちになったのを思い出しました…。それにゲキハロ「携帯小説家」も。
世の中にはもっとすばらしい書物や読み物があるよ!と大声でゆいたいです。
かくいう私は物語文がからっきしダメなので、ある種あやちょ以下ですが。。

これからも、私がコメントしたくなるような記事を期待してます!

>>icifruitさん
くまいちゃんは非処女と言うより非童貞な気もしますが。
ももこ以外は、みやも非処女設定ですけどマンガではそういうシーンは描いてませんね。℃-uteはまいみ、マイマイ以外は処女かな。

そんな重要ですか?w

>>KAIXAさん
 >4P
今はネットがありますから、いくらでも性情報を得ることが出来そうです。まのちゃんはちっさーが生えてることを知っている(というかハロメンみんな知ってる設定)なので、驚きのセリフはちょっと違ったかな、って思います。

>>眼鏡親父さん
いやーヨナに拍手ですね。強すぎます。
真央ちゃんは次回でもまだ23歳ですから、今後も日本のヒロインとして頑張ってほしいですね。

>>ゆぃなさん
ネットではお初ですね、こんばんは。
「携帯小説家」ですかー。あれは創作する人間側として色々考えましたね。そういうテーマだったので℃-uteたちにはちょっと荷が重かったんじゃないかな…と見えて、単純に楽しめなかった作品でした。
コメントしたくなるような記事……どんなんでしょうかw
今度教えてくださいw
プロフィール

りかや

Author:りかや
メール manochin411@gmail.com
ツイッター rikaya_manosta

漫画を描いてコミケやコミティアに参加してます。
オリジナル漫画の書店委託をしております。

■著作紹介

40歳無職独身ロリコン紳士が死亡転生し、女の子として生まれ変わった。失われた性欲を求めてさまようとっても下品な美少女JS物語。COMIC ZIN様で好評販売中!


女子小学生日記シリーズ

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