「新世界より」

こばまりあ。

突然ですが12期の色決まったそうですね。

譜久村 濃いピンク
生田 黄緑
鞘師 赤
鈴木 緑
飯窪 ハニー色(薄黄色)
石田 青
佐藤 エメグリ
工藤 オレンジ
小田 薄紫

尾形 シーブルー
野中 紫
牧野 ライトピンク
羽賀 ライトオレンジ


まりあ様が(薄い)ピンクだ!(薄いけど)嬉しい!
やっぱりまだ道重色は早いのでしょうか。
まあレジェンドさんの黄色とかもまだ誰も継いで無いですし。

チョコレート復活しないかな…。
キンブレの代わりにブラックサンダーを振ろう。



小説「新世界より」を薦められて読みました。
作者は貴志祐介氏です。
「青の炎」しか読んだ事ないんですが。

いやあ、面白かった。
全1000ページ越えを2日で読破しました。

2年ほど前にアニメ化もしている作品です。
今はアニメの方を観はじめました。
やっぱ映像の具体性ってすごいよな……。

あらすじです。

1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けていた。注連縄に囲まれた自然豊かな集落「神栖66町」では、人々はバケネズミと呼ばれる生物を使役し、平和な生活を送っていた。その町に生まれた12歳の少女・渡辺早季は、同級生たちと町の外へ出かけ、先史文明が遺した図書館の自走型端末「ミノシロモドキ」と出会う。そこから彼女たちは、1000年前の文明が崩壊した理由と、現在に至るまでの歴史を知ってしまう。禁断の知識を得て、早季たちを取り巻く仮初めの平和は少しずつ歪んでいく。(wikiより)


ここからネタバレ感想なので、読む&観る予定の方はバック推奨。


この小説の最初のハードルは冒頭からの200ページです。
合わない人は「わけわからん」と数十ページで断念するのではないでしょうか。「十二国記」を最初に読んだ時の感覚。

1000年後の日本、今で言う霞ヶ浦のあたりが舞台。
人間はみな「呪力」という超能力を前提に暮らしている。
子どもの頃は発動しないが「祝霊」が来る事によって目覚める。
イニシエーションを経て「真言」を授けられ「全人学級」へ入学する。

ちょっとさわりの部分だけで私たちが知っている「社会の常識」が全く通用せず、とにかく「想像力」を試されます。考えるな感じろ、です。

貨幣制度はなく、ある種の社会主義が成立しています。移動は町中に張り巡らされた水路をボートで。それも呪力で動かします。「バケネズミ」と呼ばれる、知能のある二足歩行の豚鼻の等身大の「ネズミ」を奴隷のように使役しています。「バケネズミ」は呪力が使えないので、人間を神様と呼び忠実です。

1000年後の日本…というかファンタジー世界のようですね。

のどかな風景。子どもたちが遊ぶ世界。
しかしなんだか、作られたような、あまりにもきれいな箱庭のような感じを受けます。
呪力が使えない子や、他者を害する傾向のある子は、いつのまにか、その社会から消えていきます。そしてそれに誰も、なぜか気づかないのです。

ホラーめいてます。
この息苦しい世界は一体なんなのか。
大人たちは何を隠しているのか。
世界を管理しているのは何者か。

そんな手探りで進む最初の200ページを越える頃、主人公は世界の根幹の謎を知る事になります。ここからはもう勢いです。ページをめくるのが止まりませんでした。

1000年前に、つまり私たちの時代に最初の能力者が生まれました。
当初は羽毛を浮かすような些細な力しか使えなかったのですが、それを「鍵を開ける」という用途に悪用した者がいました。彼は大量の暴行殺人を起こしました。

そして次第に増えていく能力者による犯罪。
能力者と非能力者の間で戦争がおきます。
非能力者の攻撃により一旦は減った能力者でしたが、その中には能力でもって核兵器を上回るような力を持つものが現れ反撃をします。

既存の政府組織はほぼ全て瓦解し、人々は戦争と飢餓と疫病で死に絶え、人口は全盛期の2%にまで減少。

そして以下の4つに分かれる事になります。

能力者を権力側に据え、非能力者を従える奴隷王朝グループ。
そこから逃れ狩猟民として暮らす非能力者グループ。
能力を使ってヒャッハーと略奪を繰り返すグループ。
それらから一歩引き、世界を見つめ続けた科学グループ。

最終的に滅亡を逃れたのが最後のグループであり、主人公たちの祖先でもあります。

さて呪力というのは想像次第でなんでもできます。
「目標を視認する」というのが必須ですが、その場所に火を起こす事も、風を起こす事も、練習すれば空を飛ぶ事もできます。磨き方次第では、核融合反応を起こす事もできます。

しかし人間に危害を与える事は決してできません。

主人公たちは古代人たちの「戦争の歴史」を聞くと疑問に思います。「人が人を殺すなんてそんな馬鹿なことがあるわけがない」と。

読者としては「えっ?」と思うわけです。
人が人を攻撃する、ごくありふれたことですが、彼らにはそうでないのです。
徹底的な古代の危険な思想や知識の封印を前提とした教育によって、道徳面での刷り込みがあるのがひとつ。

もう一つは人間にDNAレベルで組み込まれたもの。

・攻撃抑制(こうげきよくせい)
強力な呪力を持った人間同士の争いを避けるため、あらかじめ人間の遺伝子に組み込まれている機構。
オオカミなどの野生動物では、攻撃能力が高い分、争いが起きた時の群れ内での被害が大きくなるため、攻撃的な衝動を抑制する機構がある。これを基にして開発された仕組みで、人間の攻撃的な衝動を抑える。

・愧死機構(きしきこう)
攻撃抑制と同じく、あらかじめ人間の遺伝子に組み込まれている機構。同種である人間を攻撃しようとした際に作用する。
対人攻撃を脳が認識すると、無意識のうちに呪力が発動し、眩暈・動悸などの警告発作が起こる。それでもなお警告を無視し攻撃を続行した場合には、強直の発作により死に至る。これは教育などの施しによって、さらに作用を付加・強化することができる。 (wikiより引用)


この小説のキーがこれです。

人間が同士討ちを防ぐための安全装置。
呪力を用いれば、バケネズミを見ただけでボンと破裂させることができますが、人間には使えない。相手を殺せば自分も死ぬ。

こうして誰しもが強大凶悪な能力を持つにもかかわらず、平和な社会が実現しました。

しかし。

「悪鬼」と呼ばれる存在が、ごくごくまれに現れます。
先天的に「攻撃抑制」と「愧死機構」を持たずに生まれた人間です。
呪力を用いてあたりかまわず殺しまくります。
さあ、人間を攻撃できない人間がどうやってそれに対抗するでしょうか。

なんかめっちゃ長くなりました。
キリが無いのでこの辺で。

ではでは。


新世界より(上) (講談社文庫)新世界より(上) (講談社文庫)
(2011/01/14)
貴志 祐介

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プロフィール

りかや

Author:りかや
メール manochin411@gmail.com
ツイッター rikaya_manosta

漫画を描いてコミケやコミティアに参加してます。
オリジナル漫画の書店委託をしております。

■著作紹介

40歳無職独身ロリコン紳士が死亡転生し、女の子として生まれ変わった。失われた性欲を求めてさまようとっても下品な美少女JS物語。COMIC ZIN様で好評販売中!


女子小学生日記シリーズ

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