(783) 児ポ法質疑応答の件

こんばんチョメチョメ。

近所のスーパーが閉店して、そこがマルエツプチになりました。
なんかやたら増えてるみたいですね。まいばすけっととの競争が激化か。
マルエツになった途端、レジ行列ができるくらいの客数になってました。

そこにブラッと酒買いに行ったらお祭りをやってたので出店を眺めて散歩。
わー女子小学生が大量だー。
ちょっと多すぎてぶつかってきてうっとおしいくらい。
基本的に子ども苦手なんだな。
近所に沢山いるはずなのに普段どこにいるんだろう。あ、学校か。

今も家の前をお神輿が通過しています。

さて。

夏コミ落選しました!
委託で参加します!

金曜日西地区 た-02a 「こたつ工房」さん

こたつ工房
http://kotatsukobo.blogspot.jp/2014_06_01_archive.html

サラリーマン工房NEOさんのスペースです。
よろしくお願いします。



「児ポ法案」関係の続きです。

今回児童ポルノ法改正案での「単純所持禁止」が可決されましたが、架空の創作物である漫画・アニメ・CGについての適用は条文から削除されました。
その点について「規制推進派議員」の考え方をご紹介します。
まずは以下の記事をご覧ください。

劣悪な漫画を「表現の自由」という理由で野放しにしてよいのか
~自民党・土屋正忠議員法務委員会質疑書き起こし

http://blogos.com/article/87853/forum/

ご感想はいかがでしょうか。
私自身はなんというか、驚き呆れました。
少なくとも専制政治の権力者には絶対なってはいけないタイプの方です。

吉田有希ちゃん事件の犯人が見つかった件を早速利用しています。
自らの考えを論理ではなく情で展開していますけど、立法者としてどうなんだろう。

さてそのトンデモ発言にいちいち突っ込みをいれて参りたいと思います。

>私が、児童ポルノが犯罪に結びつくことについて関心を持ったのは、今から約20年近く前でございました。

さあ結論ありきでスタートしました。

>逮捕されたマフィアの幹部は、「俺たちが悪いんじゃない。買う奴がいるからだ」と。「需要があるから供給してるんだ」と。

実際の被害者が存在する児童ポルノの需要と供給の関係性について述べた後、

>原案の附則にあった「児童ポルノ漫画」が今回の委員長提案の中からは残念ながら削除されている。

と、実際の被害者が存在しない創作物の規制削除に物申します
児童ポルノと二次元創作物の関連付けを言外ににおわせ。
続けて実際の性犯罪例と、その犯人が「漫画家」であると説明。

>「この漫画家の作品を『構図もストーリーもリアルで郡を抜いていた』と振り返る」と。

当然のように「漫画に影響され犯行に及んだ」という論調に。
その漫画をぜひ見てみたいところですが。
で、新聞記事を引用。

>「日本から問題のある漫画が世界中に出回っている。08年11月にブラジルで開かれた『第3回児童の商業的性的搾取に反対する世界会議』。

だからある漫画って具体的になんですか?
そもそも『児童の商業的性的搾取に反対する世界会議』ですよ。
テーマからすると実在する児童が世界各地で売春行為を強制されていることを憂えた人たちの集まりのようです。ですがその中には論点がズレてる方がいるようで、

>日本は参加者から『児童の性的な姿態や虐待を描いたアニメや漫画を規制していない』と名指しで批判された。」

そう言われたら「それは創作物の表現の問題であり、今議題とは関係がない」と返答すべきではないでしょうか?アニメや漫画のキャラクターがいつどこで誰に「商業的性的搾取」されたんです?もしかして二次元と三次元の区別が付かない人が記事書いてる?

谷垣法務大臣は論理的に返答します。
海外の女王陛下に言われて取り締まろうとするのもどうかと思いますが。

>実在の子どもの権利を守る、つまり社会的法益を守るという立法ではなくて、個人的法益を守るツールとして考えてこの立法(※児ポ法)を作ったわけでございます。従いまして、コミックは罰せられない。

それに対して土屋議員は。

>この第175条は、「チャタレー婦人の恋人」の裁判、最高裁もありましたが、同時に少なくとも実在しなくても創作物でも、それが社会に与える害毒が多い場合には、取締りの対象になる(中略)相当露骨な性的虐待を伴う漫画みたいなものも、創作物だからといってその罪を逃れられない。

ここで175条を持ち出すのなら、それで十分じゃないですか?
土屋議員の思うところの創作物を、175条で取り締まればいいだけの話です。
「取り締まれない」ということは「社会に与える害毒がない」ということでは?
社会的害悪が認められたのならば、その作品は「その罪」を逃れられず、175条にて取締りの対象になると思います。新しい法案を作る理由が見受けられません。

さらに熊本県の3歳女児殺人事件を持ち出してきます。

>これは児童ポルノ漫画が犯罪に結びついたという案件でございます

いちいち断言する方ですが、結びついたか結びついていないかはわかりません。

>これの捜査過程の中で、多数のこの被告人宅から猥褻な漫画が発見されたということになるわけであります。わかりやすくいえば、シミュレーションをしていた、こんな風にも考えられるわけであります。

「エロ漫画を見た」→「犯行に及んだ」→「エロ漫画が悪い」という毎度の論調です。
過失によるものや衝動的な犯罪を除けば、ほとんどの場合その犯人がそれまでに得てきたさまざまな状況、情報、経験に基づき、あらかじめシミュレーションをしてから行動に起こすでしょう。別に幼女を狙った性犯罪に限った話ではなく当たり前の話です。

ふくだ議員による返答。

>今回の事件はですね、まさに個別具体的な事件の一例でございまして、一般論としてすべてがどうかと、お答えする事は差し控えさせていただきたいと思いますが

そのとおりです。ナンセンス。

創作物が犯罪に対してどのような影響をもたらすかのデータは存在しません。
漫画やアニメにとどまらずテレビや映画などでの暴力、殺人、強盗、強姦、窃盗、詐欺、その他ありとあらゆる犯罪描写についても、相関関係は確認されていません。あるかもしれないし、ないかもしれません。

エロ漫画雑誌がまだ生まれていない時代にも常に性犯罪は起きていました。

少年犯罪データベース
http://kangaeru.s59.xrea.com/

幼女レイプ被害者統計
http://kangaeru.s59.xrea.com/G-youjyoRape.htm

(サイト編集者注釈欄より「2000年頃から増えていたのは、痴漢を厳罰化したり強姦の届けをきちんと受理したりといった警察の方針転換があって、また2004年から減ったのは、痴漢の冤罪が問題となってなんでもかんでも立件するのをやめたということが影響していると思われます

少女を対象にした強姦・わいせつ・殺人事件が起きると「いやな時代になったものだ」「不安のない世の中になって欲しい」という風潮が起きます。私は人の親ではないですが、そういった不安がぬぐえないということはわからないでもないです。

下記のリンクをご覧下さい。

幼女レイプ殺人を犯す者たち
http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/archives/50281385.html

「昔はよかった」という言葉は、大抵は幻想です。
ニュースでセンセーショナルに取り上げられるということは「めったに起きない事件」であるということです。

話を戻します。
今度は土屋議員の漫画論へ。

>創作物、まさに「言論の自由」とか「表現の自由」の中で出てくるものというのは、人々に勇気を与えたり、希望を与えたり、失意のそこに陥っている人を励ましたり、こういうことこそ創作活動の意味であって

そういったポジティブなテーマを描くことに意義を見出している作家さんは大勢いらっしゃることでしょう。ですが人々に恐怖を与えたり、絶望を与えたり、後味悪い作品を作るのも「表現の自由」です。様々なテーマに日々挑戦している作家全てに対して失礼な発言だと思います。

また土屋議員は「自分の思う良い作品」をあげてらっしゃいますが、その代表例である手塚治虫先生にしても救いようのない嫌な物語をいくつも描いておられます。あと生涯10万枚の漫画を描いておられますので「全部読んだ」とかあまり言わない方がよいと思います。

>気持ち悪くて読む気にもならないような劣悪な表現をやっているものを保護する必要はないと。

「劣悪」かどうかは読者個人の判断にゆだねられるべきです。
なので土屋議員が個人的に「気持ち悪い」「劣悪」だと糾弾するのは全くもって自由ですが、国会議員が法によってそれを定義しようとするならばそれは検閲であり、日本国憲法によって禁止されている行為です。

>「創作活動が萎縮する」というけれども、豊かなところでどんどん創作活動をやってもらうと同時に、こういうことについては萎縮してもらいたい。

豊かな創作活動をするために欠かせないエネルギー源は「具体的な実害のない限りの全面的な表現の自由」だと思います。「こういうことは描いちゃだめだけどそれ以外はいい」という制限に関してですが正直なところ「性器の直接描写禁止」だけでもう満員です。

>心ある漫画家なら、必ずこのことがわかってくれるはずだと申し上げ

大抵の作家さんは反対しておられると思いますが…。

21世紀のコミック作家の会
http://www.comicnetwork.jp/director/index.html

とまあ、こんな質疑応答でした。
どういった考えの人が創作物の表現規制を推進しているのかがよくわかった、というところで非常に有意義だったと思います。



では逆サイドである規制慎重派の答弁を。
まあ同じ自民党なんですけど。

検証されない仮説によって法律、規制をつくるべきではない
~自民党橋本岳議員・法務委員会質疑書き起こし

http://blogos.com/article/87922/forum/

土屋議員の書き起こしの後に見ると、なんだかあれですね。
「まともな政治家がいた!」という感動がひとしおでw
橋本議員はすごく1から丁寧に論理的に冷静で感服しました。
相手の立場も気持ちも考慮に入れつつ、でもだめなことはだめなんだよ、と。

>ただ、これは立法者の私なりの矜持の一つとして、やはりきちんと検証されない仮説によって法律、規制をつくるべきではないと私個人としては思っております。

ものすごく普通のことなのに、なんだか名言に見えます。
「私個人としては」とおっしゃってますが、本来立法に携わるもの全てが鉄則としていなければならないはずなんですよね…。

まとめると。

・犯罪と創作物の相関関係を調べるのは事実上困難である
・本改正案は児童の権利保護のためのものであり創作物規制は別の問題とする
・表現の自由は無制限の自由ではないことに留意する
・創作者あるいは関係団体の自主的な対応を求める



私は「学校のトイレに次々と女子小学生が入ってきてひたすら大小の用を足すだけの描写で16ページほど淡々と漫画を描きたい」とか考えるような人間です。これもきっと土屋議員にとっては「劣悪」に属するんでしょうけど、憲法のおかげで守られています。ありがたいことです。ビバ日本!

・見たくない人に見せないようにする努力
・見せてはいけない人に見せないようにする努力

この2つを心がける必要があるのは理解します。
しかしそのことをポルノ表現にだけ要求するのはフェアではないと思います。

イニシャルDや湾岸ミッドナイトに注意書きあるじゃないですか。「実際の道路交通法を守って安全に運転しましょう」って。それと同じで、おっさんが少女を拉致監禁して暴力と陵辱の上、殺害する漫画があってもいいじゃないですか。「この作品の描写は全て架空であり、実際に行うと刑法によって厳しく罰せられます」という注意書きを入れてる雑誌や単行本多いですよ。

「子どもを性犯罪から守りたい」なら、もっと別にやることあるのでは?

児童ポルノ法により少女買春や商業的出版物は規制されました。
でも守られていない子はまだ沢山います。
親や知人により長年性的虐待を受けていながらも声を上げられない子への対処、被害に遭った児童の心のケア、被害を未然に防ぐための教育、加害者となりうる男子に対しては女性が受けるトラウマや犯罪を犯すことリスクなどの啓蒙など、課題はいくらでもあります。

「ロリコン気持ち悪い死ね」と叫ばれてもこちらの性癖は決して治りませんし、子どもは救えません。私にできることは突発的な性犯罪におよばないために、実在の少女と社会的な距離を取りなるべく関わらないようにすることと、性欲を自慰にて定期的に解消するくらいですしおすし。
今後も創作物に対する表現規制の動きを見守っていきたいと思います。

2回にわたる長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。
 



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No title

歴史的にいえばトンドモ連中が権力を手中にし易い状況なのはご存知の事だと思いますが首相がそうなんで
この土屋というセンセイは別段主義主張で行っているわけではなく
どこぞの誰かから要請されているのかもしれませんな
マジだったらこんな支離滅裂な連中が立法府にいること自体
恐ろしい
憲法に書かないと言論の自由が保障されない事が大変なじたいなのかも
良識なるものの度合いが今の政治家は下降しているとしか思えない
哲人政治でもしなけりゃ持たないかもしれませぬぞ

No title

道重さんは本当にモー娘。を辞めたいのかは
本人しか知らないとこだけど
本当は辞めたくないはずですよ

政治家

>さすらう若人さん
トンデモ連中が権力を手にしやすいというのはいささか飛躍しすぎなのでは・・・。
また、現首相はトンデモというよりは慎重であるはずだと思います。
ただ、こういう土屋のようなトンデモ連中は古今東西どこにでもいるというのはありますが。

No title

去年の暮れ展示場駅前で
みっちーの息子をあがめている某国会議員が駅前でずっと演説していた。
(私が会場に入る前から日暮れまでいたな)
その人の言っている事もかなり飛躍してはいたのだけど
世の中の流れはジワジワとその人の言っている方向に進んでいる。
いずれここの場所で連載を楽しむ事も規制される恐れはあるんですよ
「憲法の解釈はいかようにでも出来る。扇動されれば迎合する。
盲目的についていく連中が集まる。主導権争いでまとまらない。
公安からいまでもマークされている。」
日本の政党政治だって前書きの集まりで
個々人の力量が反映されているのか?それとも数百人いてもじつは数人の連中に
牛耳られているのか?それすら我らには分からなく不安にさせられる要因なのであります。
「官僚主導だから議員はお飾りですよ」と言われると関係なくなるけど
また飛躍しすぎかな?
集団ヒステリー起こしてなんでもかんでも縛りをつけたがる連中の心情を理解できない私の方がおかしいのかなあ

No title

こんばんは。私には難しいことはまったくわかりませんし、

前にも似たようなことを言いましたが、

表現の自由を脅かそうとする人たちには、

「なんでもかんでもメディアやサブカルチャーのせいにするな!」と、言いたいです。

・つぐながクンの感想

>来年は無いでしょ

これは忙しくなってバスツアーにまでスケジュールが回せないと、

前向きにとらえましょう。まあつぐながクンの世界の場合、

りほりほや研修生へのいたずらで服役してたりして(笑)。



追伸

さゆとりほりほで、ビッグコミックスピリッツに連載中の

長月キュー先生の「東伍郎とまろすけ」のパロディをやってください。

28号のスピリッツで東伍郎がまろすけの寝姿に萌えまくっているところや

モフモフしているのを見て、ひらめきました。

プロフィール

りかや

Author:りかや
メール manochin411@gmail.com
ツイッター rikaya_manosta

漫画を描いてコミケやコミティアに参加してます。
オリジナル漫画の書店委託をしております。

■著作紹介

40歳無職独身ロリコン紳士が死亡転生し、女の子として生まれ変わった。失われた性欲を求めてさまようとっても下品な美少女JS物語。COMIC ZIN様で好評販売中!


女子小学生日記シリーズ

漫画サンプルはこちら

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