入院から退院までのあらすじ
こんにちは、ご無沙汰してます。
実は6月20日より40日ほど入院生活を送っていました。
この記事を書いている日の翌日。
明日7月29日に退院となります。
ツイッターでは色々状況をお知らせしたりしていましたが、あまり詳しいことを書かずにいたことと、そもそもネットで私のことをウォッチしていない人には何が起きたのかまったく伝わってないと思います。
病院に面会に来た方には説明してきたのですが…あれですね。
もう、め ん ど う く さ い。
徹子の部屋で毎回同じエピソードトークを求められるくらい、面倒。
なのでざっと、この40日のあらすじをブログに上げておきます。
------------
先に病名を言います。
「収縮性心膜炎」です。
聞いたことが無いと思いますが。
ここ数年、階段や坂の上りが辛かったのです。
食事をすると大して食べてないのに腹部の膨満感があり、その状態で動くと、息が詰まったような、首を絞められたような気分に。
また足のむくみもひどくて、朝はまだマシですが夜になるとパンパンに腫れ上がっていました。
「絶対内臓がやべえ」と思ってはいたのですが、医者に行く習慣もなく健康診断も受けていないので、放置を続けていました。ただ、ゆっくりとですが進行しているなとは感じていました。今年に入っては顕著で、平地を早歩きするのも厳しいくらいに。
℃-uteの解散ライブ前後で咳きと痰がひどくなり、背中に微妙ながらしびれも生じました。「背中のしびれは重大な病気のサインかも」というワードをなんとなく覚えていた私はついに近所のクリニックへ行く決心をしました。
レントゲンを撮ってもらうとお医者さんが「こいつぁひでぇや」(意訳)と言い出しまして、すぐさま総合病院への電話と紹介状を書き始めたのです。
右の肺がほぼ水で埋まっていました。そりゃ苦しいわ。
その日も仕事していたくらいなのでバイクで向かい、救急外来へ。
そのままストレッチャーに乗せられて入院です。
それが6月20日です。
利尿剤で尿として体内の水を排出したり、注射針で直接肺から抜きます。それでだいぶ楽になりましたが、様々な検査の結果原因がわかったのは6月27日。
「心臓が石灰質の殻で覆われている」
「薬での治療法は無いので物理的に取るしかない」
そこそこ珍しい病気ですが難病というわけではないそうです。
昔は肺結核の患者が慢性化するとかかっていたらしいですが、結核自体が今は珍しいので、これも珍しくなるという連鎖。
なんでその殻が発生するのかは不明ですが、原因不明の病気なんて山ほどあるのでとりあえず考えるのをやめます。
・心臓が殻のせいで本来の大きさまで膨らめない
・ポンプが十分な働きをしてないのでカラダの水分を処理できない
・余った水分が肺だったり足だったりに溜まってた
胸部切開手術をして心臓の周りのそれを全部取る。
それだけです。「死亡率5%」と言われましたがw
手術は7月3日。
集中治療室を出たのが7月9日。
そこからはひたすら肉体の回復に努めてまいりました。
つまりぼんやり過ごしていました。
もちろん苦痛というか地獄というか、色々大変でしたが、その辺はまた気が向いたら同人誌にでもしましょう(笑)。
イラモ本の編集について早い段階にてサラリーマン工房NEOさんに一任しました。自分の原稿はどうしようかなと思っていましたが、20日くらいからは持ち込んだPCで「描くぞ!」と思えるくらいの気力が回復し、つい先日、脱稿したところです。
ちなみに心臓カテーテル検査(ググって)をしたところ、心臓の血管自体には問題なく、いわゆる狭心症や心筋梗塞などの所見は無いとのことです。この年齢なので高血圧なのかなと思ってましたが、上で100いかないくらいでした。
現在は体中の水が抜けて、理想体重ちょうど(BMI22)になっています。
ただ肋骨の中心を縦にのこぎりで切ってる(そしてワイヤーで縛ってる)わけで、歩いたりすればそれなりに痛みますし、走る気にはなりません。消化器系は問題ないので食欲は旺盛。
今後は40日間なまりになまりきった…なにしろ1日100メートルも動いてなかったので、その体力の回復に2週間ほど努めたいと思います。
そしてコミケやコミティアには予定通り参加します。
・コミケ2日目にサラネオさんのスペースでイラモ本が頒布されます
・コミケ3日目は私のスペース(男性向け創作)で女子小シリーズなどを頒布予定です。すみませんが当日の新刊はありません。今年5月までの既刊のみとなります。
・コミティアでは新刊「女子小学生日記13」の頒布予定です。ちなみにティアマガに前回新刊のシューキョー本がP&Rに掲載していただけるようです。未読の方はぜひご来場ください。
沢山の方々に支えられて、生きながらえました。
この40日間、どれだけ病院関係者の方に「ありがとうございます」を言ったか数え切れません。言い足りないくらいです。
それでは今後も当サークルの作品をお楽しみに。
実は6月20日より40日ほど入院生活を送っていました。
この記事を書いている日の翌日。
明日7月29日に退院となります。
ツイッターでは色々状況をお知らせしたりしていましたが、あまり詳しいことを書かずにいたことと、そもそもネットで私のことをウォッチしていない人には何が起きたのかまったく伝わってないと思います。
病院に面会に来た方には説明してきたのですが…あれですね。
もう、め ん ど う く さ い。
徹子の部屋で毎回同じエピソードトークを求められるくらい、面倒。
なのでざっと、この40日のあらすじをブログに上げておきます。
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先に病名を言います。
「収縮性心膜炎」です。
聞いたことが無いと思いますが。
ここ数年、階段や坂の上りが辛かったのです。
食事をすると大して食べてないのに腹部の膨満感があり、その状態で動くと、息が詰まったような、首を絞められたような気分に。
また足のむくみもひどくて、朝はまだマシですが夜になるとパンパンに腫れ上がっていました。
「絶対内臓がやべえ」と思ってはいたのですが、医者に行く習慣もなく健康診断も受けていないので、放置を続けていました。ただ、ゆっくりとですが進行しているなとは感じていました。今年に入っては顕著で、平地を早歩きするのも厳しいくらいに。
℃-uteの解散ライブ前後で咳きと痰がひどくなり、背中に微妙ながらしびれも生じました。「背中のしびれは重大な病気のサインかも」というワードをなんとなく覚えていた私はついに近所のクリニックへ行く決心をしました。
レントゲンを撮ってもらうとお医者さんが「こいつぁひでぇや」(意訳)と言い出しまして、すぐさま総合病院への電話と紹介状を書き始めたのです。
右の肺がほぼ水で埋まっていました。そりゃ苦しいわ。
その日も仕事していたくらいなのでバイクで向かい、救急外来へ。
そのままストレッチャーに乗せられて入院です。
それが6月20日です。
利尿剤で尿として体内の水を排出したり、注射針で直接肺から抜きます。それでだいぶ楽になりましたが、様々な検査の結果原因がわかったのは6月27日。
「心臓が石灰質の殻で覆われている」
「薬での治療法は無いので物理的に取るしかない」
そこそこ珍しい病気ですが難病というわけではないそうです。
昔は肺結核の患者が慢性化するとかかっていたらしいですが、結核自体が今は珍しいので、これも珍しくなるという連鎖。
なんでその殻が発生するのかは不明ですが、原因不明の病気なんて山ほどあるのでとりあえず考えるのをやめます。
・心臓が殻のせいで本来の大きさまで膨らめない
・ポンプが十分な働きをしてないのでカラダの水分を処理できない
・余った水分が肺だったり足だったりに溜まってた
胸部切開手術をして心臓の周りのそれを全部取る。
それだけです。「死亡率5%」と言われましたがw
手術は7月3日。
集中治療室を出たのが7月9日。
そこからはひたすら肉体の回復に努めてまいりました。
つまりぼんやり過ごしていました。
もちろん苦痛というか地獄というか、色々大変でしたが、その辺はまた気が向いたら同人誌にでもしましょう(笑)。
イラモ本の編集について早い段階にてサラリーマン工房NEOさんに一任しました。自分の原稿はどうしようかなと思っていましたが、20日くらいからは持ち込んだPCで「描くぞ!」と思えるくらいの気力が回復し、つい先日、脱稿したところです。
ちなみに心臓カテーテル検査(ググって)をしたところ、心臓の血管自体には問題なく、いわゆる狭心症や心筋梗塞などの所見は無いとのことです。この年齢なので高血圧なのかなと思ってましたが、上で100いかないくらいでした。
現在は体中の水が抜けて、理想体重ちょうど(BMI22)になっています。
ただ肋骨の中心を縦にのこぎりで切ってる(そしてワイヤーで縛ってる)わけで、歩いたりすればそれなりに痛みますし、走る気にはなりません。消化器系は問題ないので食欲は旺盛。
今後は40日間なまりになまりきった…なにしろ1日100メートルも動いてなかったので、その体力の回復に2週間ほど努めたいと思います。
そしてコミケやコミティアには予定通り参加します。
・コミケ2日目にサラネオさんのスペースでイラモ本が頒布されます
・コミケ3日目は私のスペース(男性向け創作)で女子小シリーズなどを頒布予定です。すみませんが当日の新刊はありません。今年5月までの既刊のみとなります。
・コミティアでは新刊「女子小学生日記13」の頒布予定です。ちなみにティアマガに前回新刊のシューキョー本がP&Rに掲載していただけるようです。未読の方はぜひご来場ください。
沢山の方々に支えられて、生きながらえました。
この40日間、どれだけ病院関係者の方に「ありがとうございます」を言ったか数え切れません。言い足りないくらいです。
それでは今後も当サークルの作品をお楽しみに。
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