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梅雨むしむし

こんちは。

今夜は℃パシフィコです。
それまではダラダラとネームをやろうかなと思いつつ、定期ブログ更新。

雑談でも。

ふとドクタースランプを読み返してます。

アラレちゃんという美少女アンドロイド。
当時はそんな言葉なかったけど萌えキャラですよね。
139cm、31kg、中学1年生というプロフィールが信じられない。
(まあすぐに漫画チックに縮んでしまいましたが)

第3話のこれなんかあざとくてニヤニヤします。

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アラレちゃんが気にしていたのは「おへそ」が無いことだったんですが、勘違いしたセンベエさんが女性器である「お○○」を彼女に付ける為に奮闘する話。
童貞であるセンベエさんはそれを見た事が無く、エロ本も当時は黒ベタ修正、ネットなんて無い時代の話です。

ちなみに当時リアルタイムで私も読んでいましたが、小学1年生だったゆえに「お○○」のミスリードの意味がわからず(女の子のそこは「ワレメ」と呼んでいた)いまいち消化不良なお話だった記憶があります。

さてセンベエさんはあっという間に「非生命体透過メガネ」を作ります。
要するに生きているものしか見えなくなるメガネです。服を着てても透けてしまうヤツ。
で、遠くからやってくる山吹先生の裸を見ようと正面に回り込んだら、彼女のスクーターに轢かれてしまうというオチでした。

初期の割と落ち着いているアラレちゃんに「お○○」が付いてたら完璧じゃないですか。個人的にメガネは無いほうが好きなので、近眼は修理して頂いて。鳥山先生も元々メガネはすぐに外す予定だったらしいし。いやまあメガネが無ければただの怪力な可愛い子だけど。

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話は全然変わり。

橘玲、「マイホームと賃貸、どちらが得か」に決着をつける
http://blogos.com/article/89441/

昔から疑問だったんですよね。
30年とか35年ローンとか組む人ってすげえバクチ打ちだな、と。
この記事を読んでなんか納得しました。
金融業界でも不動産業界でもとっくに結論は出ていて、でもあえて言わなかったことなんだと。

友人が不動産業を営んでいまして、その彼がタワーマンションを買ったんですね。
山手線沿いの高級なもので、終の棲家にするつもりなのかと尋ねたら「投資用に買って、住んでいるだけ。いずれ売る」ってサラッと言ってました。そういうことか。値が上がるのがわかっているから買っただけだと。

日本人に固定観念としてありますよね。
なんとなく「ずっと賃料払い続けるより買っちゃった方が安い」という意識。
確かにそれは正しい。オーナーが賃貸物件として市場に出している以上、基本的に「その土地建物の値段<賃貸収入」なわけですから。

ただそれは地価がずっと一定の場合のみであって。
地価が上昇している地域の場合は、買ったほうが得。
地価が下降していく地域の場合は、買ったほうが損。
こういうリスクを背負わなくていいのが賃貸生活ということです。

もちろん損得だけで家を買っている人ばかりでないでしょう。
自分でデザインしたオンリーワンの家が欲しいなら買うしかないですし。
ありあまる収入があって、生涯その地から離れる気が無いなら、自分の物として買っちゃった方が気楽だという人もいる。
老後に家賃の心配をしなくてもいいという理由で買う人も多いです。

自分はどうかというと。
都心に近いところで破格な安い家賃で住んでいるのでこのままずっと住めたらな、という感じです。大正時代に作られた年季の入った家なので、地震など色々不安ですけど。ただうちの辺りはそれなりに地価上がりそうなんで、それこそ「買ったほうが得」な状況。

…だが金が無い。

そう、貧乏人が賃貸一択なのもまた世間の常識でした。

ではまた。
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少子化についての雑談

こんにちは。
ご無沙汰してます。

夏コミ原稿に向かうわけでもなく、だらだらと過ごしていました。
最近の時事問題でも語りましょうか。

気になっているのは女性都議員へのヤジ問題について。

昔小学校の学級会でありましたね。
「やった者は正直に名乗り出なさい」って言われて名乗り出る人はあまりいないと思いますが、さすがにそろそろ限界ですかね?誰だかわかりませんが、ヤジを飛ばした「X氏」の胃のほうが。

…という記事を書いている最中に「犯人確定」のニュースが入りました。

鈴木氏には別段悪気は無かったと思うんですよ。
ただ時代に合わなかっただけで。

30後半の女性に対して「結婚したほうがいいんじゃないか」と心の中で思うことは、そんな珍しいことじゃないですよね?そのご当人がもっとも思っていることですしおすし。石原氏の「金目」と同じで、口にして言えば戦争だろうが、でしょう。もちろん多数派の話です。少数派ではあるものの、本気で結婚とか子どもとか考えてない人がいることはわかっています。

バラエティ番組で女芸人に向かって言うのは許されても、少子化対策に取り組んでいる女性議員に対して、男性議員が言うのは許されない。昔は許されたけれども、今は駄目。マスコミやネットでよってたかって「正義の鉄槌」が下される時代です。

さて「少子化」ということについて。

国にとって人は宝です。
王様と貴族だけでは成り立ちません。
産めよ増やせよは国力アップには欠かせない。
戦後日本は復興から高度経済成長期を経て豊かな国になりました。

男は死に物狂いで働いて、富を得る。
女はそれを支えて、家族を守る。
オスとメスのわかりやすい構図が成り立っていました。

どの辺からでしょうね。
バブル期あたりでしょうか。男女雇用機会均等法が成立したころかな。
「女性の社会進出」というある面においては「少子化推進政策」が台頭してきました。「働く女はカッコいい」「キャリアウーマン」などとマスコミはもてはやし、DINKSなる言葉も生まれました。

<女性が長く働く→婚期が遅れる→出産数が減る>
 
とはいえ多様な価値観を認める社会になったわけで、良いことでもあるでしょう。
「子を産まねば女ではない」という長い人類史からしたら常識であった偏見が崩れた結果、女性の人生の選択肢が増えたのですから。

そんなこんなで男女ともに結婚観が変化し、右肩上がりの給与体系や終身雇用制度が崩壊したことによる将来不安が、すでに子を持つ親にも「もう1人欲しいけど無理かな…」と心に追い討ちをかけ、現在のありさまに。

そもそも成熟しきった社会に少子化が訪れることは避けられません。

古代ローマでも同じようなことがありました。
豊かな生活の中、人々は結婚して子どもをもうける事よりも日々の享楽にふけりました。少子化が招く将来の国力の低下をまずいと思った皇帝アウグストゥスは「ユリウス正式婚姻法」を作ります。

これは独身女性に対する嫌がらせのようなものでした。

・子どもを作らずに独身のまま50歳を迎えると遺産の相続権を失う
・子どもがいない女性が持てる資産の上限を定める(700万円相当)
・子どもがいない女性で一定の資産を持つ女性からは毎年「独身税」を取る

男性に対しては、要職に付く場合、子どもがいる男性が優遇されたりそのまま出世に影響したりとか。売春婦との偽装結婚など問題もあったようですが、これによって少子化が解消されたそうです。しかし当時は乳幼児の死亡率が半端なかったので最低でも4~5人は作らないといけなかったはずですが…すごい力技ですね。日本なら完全に憲法違反だと思いますけど。

結婚するしない、子どもを持つ持たない、それは完全に個人の自由です。
なのでこの国での対策は基本的に子どものいる家族(母子家庭、父子家庭も含む)への支援となります。…と思っていたのですが、少子化対策基本法を見ると、

・産休、育休制度の徹底、再就職の促進、柔軟な労働時間設定
・保育所、幼稚園等の体制の強化
・母子保健サービス、不妊治療の研究助成
・子育て家庭への手当て、税制優遇

といったすでに進められている分野に加えて、

第17条  国及び地方公共団体は、生命の尊厳並びに子育てにおいて家庭が果たす役割及び家庭生活における男女の協力の重要性について国民の認識を深めるよう必要な教育及び啓発を行うものとする。
2  国及び地方公共団体は、安心して子どもを生み、育てることができる社会の形成について国民の関心と理解を深めるよう必要な教育及び啓発を行うものとする。

こういった教育啓発にまで踏み込んでおりました。

実は第6条に「国民は、家庭や子育てに夢を持ち、かつ、安心して子どもを生み、育てることができる社会の実現に資するよう努めるものとする。」とあるので、私も無関係ではないらしいのです。協力できそうにないですが。

国側でも婚活運動に取り組んでますし、やっぱり若年層の結婚観を変えないと根本的対策にならないわけです。

小学生には「将来はみんな結婚して家庭を持つ」「それが普通」と教え込み、中学生からは異性との付き合いの楽しさとやり方を性教育も交えてレクチャー、高校生からは金銭問題など経済的な話も交えての結婚生活のシミュレーション、例え低収入でも夫婦支えあいや国の援助で問題ないことを強調、それ以降の年齢ではどんどん実践してもらうために大学や企業や地域単位でほぼ強制参加での出会い・婚活パーティへ。

うーむ、ある意味昭和に回帰しているだけのような気がするw

でもちゃんとした情報を教えるのは重要です。
今はネット時代だから、ネガティブな意見が強くなるじゃないですか。

「生涯賃金なんて上がらないから結婚なんて無理」
「フリーターじゃあ家庭なんて持てない」
「人生オワタ」

こんなフレーズを若い頃から毎日見てたらそりゃ夢も希望もなくなりますよね。
だからこそ学校教育できっちりと教えたほうが。

「夫婦合わせて年収200万でも大丈夫!」
「乳幼児や児童の医療費無料とか中学校卒業まで児童手当とか盛り沢山!」
「国は高校まではバカでもとりあえず出してくれるぞ!」
「結婚しちゃえ子どもバンバン作って大家族DE楽しいYO!」

うーむ、無責任w
でも真面目に子どもに金(特に教育費)かけると数千万になるしな。
だからこそ金持ちの子は金持ちに、貧乏人の子は貧乏人になるのですしおすし。
かくして50年後、日本は少子化から脱出した。
しかしそこは1割の高所得者層に9割の低所得者層が支配される国であった、とか。

以上独身中年男性の放言でした。
 

ぼくは麻理のなか3巻感想とか

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こんばんニャン。

8月末のコミティア申し込みました。

コミケの2週間後ということで。
つまりはコミケ開催中あたりが原稿真っ最中の時期となるわけで。
あまり心休まないオーガストになりそうです。

コミケではイラモ本「イラモニ。fantagy11」を。
コミティアでは「女子小学生日記4」を出します。

後者の方は今回かなり深い話を考えております。※前者は浅い話w

ひとつは小学生に対する性的虐待についての考察。
「なぜ子どもにいたずらしてはいけないのかさくらちゃんと考えよう」です。

もうひとつはTS(性転換)モノとしては欠かせない「月経」の話です。
もしかしたら「痴漢冤罪」テーマに変えるかもしれませんが。

月経と言えば「ぼくは麻理のなか」の最新刊3巻で、ついにそれを小森が体験しました。
※あらすじ : 小森(男性)→麻理(女性)に憑依。でも元の小森は普通に生活している。

ぼくは麻理のなか(3) (アクションコミックス)ぼくは麻理のなか(3) (アクションコミックス)
(2014/06/09)
押見 修造

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以下ネタバレです。


まるまる1話使ってのその描写は素晴らしいの一言。

突然来たそれ。地面に垂れる血。
生理と認識しつつも何らかの病気かと恐怖し。
気遣う男性サラリーマンを「大丈夫だから!」と拒否。
ハンカチで押さえ、コンビニで生理用品の多さに混乱。
男性店員から羞恥を抑えてそれを買い、トイレを借りる許可を得て。
「麻理」に対する罪悪感から泣く事を抑えられず。
しかしそれでも意を決してパンツを下ろす。

2P見開きで経血に染まったクロッチがどーん。

陰毛から糸引いてるのがリアル。
なんでリアルなのか俺がわかるのかについてはノーコメントだ。

押見先生っ…!

素晴らしいっ…!

この気持ち悪さ…師匠と呼ばせてくださいっ…!

そして「漫画アクション」もよくここまでっ…!

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人類の約半数に取ってただ苦痛で面倒でそして日常でしかない(だろうと男性として推測する)その光景が、すざまじいエロチックさを持って視覚に訴えかけられます。

小説なんかでは結構リアル表現あるんですが、漫画でここまで描くって中々無い。
汚れたナプキンをわざわざ描くって、相当必然性無いと、ねえ。
私も描くつもりですが。

まあなんかそれで振っきれた小森は、もう麻理の裸を見ても何も感じず。
学校では女子的な怖い人間関係に惑い、ぼっちに。
以前の「麻理」に告白したらしい同級生男子からは無理やりキスされ。
ブチギレて入れ替わりを全部ぶちまけるも、母親からは心の病と扱われ。
ついに今現在のもう1人の「小森」に事情を話し、向き合う決心をする。

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こんな下心満載の絶妙な顔、よく描けるなあ、すごいなあ…


4巻が待ち遠しいデス!
未読の方、TS好きならぜひお勧めの作品です。

ではまた。
 

(784) ブブゼラ

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こんばんまりあ。

新人公演やらキューティランドやら行ってきました。
そしてすっかり忘れてましたが6月でこのブログ8周年を迎えました。
いつもご愛顧ありがとうございます。

2006年から淡々と続けてまいりました。

インターネット黎明期に自分のホームページを作ったりし。
その後、テキストサイト(懐かしい)をやったりし。
mixiで日記を書いたりし。

「絵を描くならFC2がいいよ」とか言われたような。
じゃあブログでいいかと、何の気なしに始め。
どうせならと、定期的に4コマ漫画を掲載するようになり。

で、今に至ります。

今後のことも特に考えておりません。
もしかしたら東京オリンピックの頃に14周年を祝っているかも。

自分は生きるに際して基本的に目先のことだけです。

昨日のことを尋ねられて「そんな昔のことは忘れたよ」と言い。
明日のことを問われても「そんな未来のことはわからない」と笑う。

そんな男に……えっ…ほんとになりたいのか?w

とりあえずですね、ここ最近は夏コミの漫画のことばかり考えてます。
3作品くらいプロットを考えたんですが、そのうちの1つに絞りつつあります。
枚数は22~26Pくらい、そうなると締め切りまで逆算してそろそろネームに入らないとって感じです。

みっしげさん、まきのまりあ様、おだちゃん、まーちゃん…その辺りメインで描きます。

ではまた!



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(783) 児ポ法質疑応答の件

こんばんチョメチョメ。

近所のスーパーが閉店して、そこがマルエツプチになりました。
なんかやたら増えてるみたいですね。まいばすけっととの競争が激化か。
マルエツになった途端、レジ行列ができるくらいの客数になってました。

そこにブラッと酒買いに行ったらお祭りをやってたので出店を眺めて散歩。
わー女子小学生が大量だー。
ちょっと多すぎてぶつかってきてうっとおしいくらい。
基本的に子ども苦手なんだな。
近所に沢山いるはずなのに普段どこにいるんだろう。あ、学校か。

今も家の前をお神輿が通過しています。

さて。

夏コミ落選しました!
委託で参加します!

金曜日西地区 た-02a 「こたつ工房」さん

こたつ工房
http://kotatsukobo.blogspot.jp/2014_06_01_archive.html

サラリーマン工房NEOさんのスペースです。
よろしくお願いします。



「児ポ法案」関係の続きです。

今回児童ポルノ法改正案での「単純所持禁止」が可決されましたが、架空の創作物である漫画・アニメ・CGについての適用は条文から削除されました。
その点について「規制推進派議員」の考え方をご紹介します。
まずは以下の記事をご覧ください。

劣悪な漫画を「表現の自由」という理由で野放しにしてよいのか
~自民党・土屋正忠議員法務委員会質疑書き起こし

http://blogos.com/article/87853/forum/

ご感想はいかがでしょうか。
私自身はなんというか、驚き呆れました。
少なくとも専制政治の権力者には絶対なってはいけないタイプの方です。

吉田有希ちゃん事件の犯人が見つかった件を早速利用しています。
自らの考えを論理ではなく情で展開していますけど、立法者としてどうなんだろう。

さてそのトンデモ発言にいちいち突っ込みをいれて参りたいと思います。

>私が、児童ポルノが犯罪に結びつくことについて関心を持ったのは、今から約20年近く前でございました。

さあ結論ありきでスタートしました。

>逮捕されたマフィアの幹部は、「俺たちが悪いんじゃない。買う奴がいるからだ」と。「需要があるから供給してるんだ」と。

実際の被害者が存在する児童ポルノの需要と供給の関係性について述べた後、

>原案の附則にあった「児童ポルノ漫画」が今回の委員長提案の中からは残念ながら削除されている。

と、実際の被害者が存在しない創作物の規制削除に物申します
児童ポルノと二次元創作物の関連付けを言外ににおわせ。
続けて実際の性犯罪例と、その犯人が「漫画家」であると説明。

>「この漫画家の作品を『構図もストーリーもリアルで郡を抜いていた』と振り返る」と。

当然のように「漫画に影響され犯行に及んだ」という論調に。
その漫画をぜひ見てみたいところですが。
で、新聞記事を引用。

>「日本から問題のある漫画が世界中に出回っている。08年11月にブラジルで開かれた『第3回児童の商業的性的搾取に反対する世界会議』。

だからある漫画って具体的になんですか?
そもそも『児童の商業的性的搾取に反対する世界会議』ですよ。
テーマからすると実在する児童が世界各地で売春行為を強制されていることを憂えた人たちの集まりのようです。ですがその中には論点がズレてる方がいるようで、

>日本は参加者から『児童の性的な姿態や虐待を描いたアニメや漫画を規制していない』と名指しで批判された。」

そう言われたら「それは創作物の表現の問題であり、今議題とは関係がない」と返答すべきではないでしょうか?アニメや漫画のキャラクターがいつどこで誰に「商業的性的搾取」されたんです?もしかして二次元と三次元の区別が付かない人が記事書いてる?

谷垣法務大臣は論理的に返答します。
海外の女王陛下に言われて取り締まろうとするのもどうかと思いますが。

>実在の子どもの権利を守る、つまり社会的法益を守るという立法ではなくて、個人的法益を守るツールとして考えてこの立法(※児ポ法)を作ったわけでございます。従いまして、コミックは罰せられない。

それに対して土屋議員は。

>この第175条は、「チャタレー婦人の恋人」の裁判、最高裁もありましたが、同時に少なくとも実在しなくても創作物でも、それが社会に与える害毒が多い場合には、取締りの対象になる(中略)相当露骨な性的虐待を伴う漫画みたいなものも、創作物だからといってその罪を逃れられない。

ここで175条を持ち出すのなら、それで十分じゃないですか?
土屋議員の思うところの創作物を、175条で取り締まればいいだけの話です。
「取り締まれない」ということは「社会に与える害毒がない」ということでは?
社会的害悪が認められたのならば、その作品は「その罪」を逃れられず、175条にて取締りの対象になると思います。新しい法案を作る理由が見受けられません。

さらに熊本県の3歳女児殺人事件を持ち出してきます。

>これは児童ポルノ漫画が犯罪に結びついたという案件でございます

いちいち断言する方ですが、結びついたか結びついていないかはわかりません。

>これの捜査過程の中で、多数のこの被告人宅から猥褻な漫画が発見されたということになるわけであります。わかりやすくいえば、シミュレーションをしていた、こんな風にも考えられるわけであります。

「エロ漫画を見た」→「犯行に及んだ」→「エロ漫画が悪い」という毎度の論調です。
過失によるものや衝動的な犯罪を除けば、ほとんどの場合その犯人がそれまでに得てきたさまざまな状況、情報、経験に基づき、あらかじめシミュレーションをしてから行動に起こすでしょう。別に幼女を狙った性犯罪に限った話ではなく当たり前の話です。

ふくだ議員による返答。

>今回の事件はですね、まさに個別具体的な事件の一例でございまして、一般論としてすべてがどうかと、お答えする事は差し控えさせていただきたいと思いますが

そのとおりです。ナンセンス。

創作物が犯罪に対してどのような影響をもたらすかのデータは存在しません。
漫画やアニメにとどまらずテレビや映画などでの暴力、殺人、強盗、強姦、窃盗、詐欺、その他ありとあらゆる犯罪描写についても、相関関係は確認されていません。あるかもしれないし、ないかもしれません。

エロ漫画雑誌がまだ生まれていない時代にも常に性犯罪は起きていました。

少年犯罪データベース
http://kangaeru.s59.xrea.com/

幼女レイプ被害者統計
http://kangaeru.s59.xrea.com/G-youjyoRape.htm

(サイト編集者注釈欄より「2000年頃から増えていたのは、痴漢を厳罰化したり強姦の届けをきちんと受理したりといった警察の方針転換があって、また2004年から減ったのは、痴漢の冤罪が問題となってなんでもかんでも立件するのをやめたということが影響していると思われます

少女を対象にした強姦・わいせつ・殺人事件が起きると「いやな時代になったものだ」「不安のない世の中になって欲しい」という風潮が起きます。私は人の親ではないですが、そういった不安がぬぐえないということはわからないでもないです。

下記のリンクをご覧下さい。

幼女レイプ殺人を犯す者たち
http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/archives/50281385.html

「昔はよかった」という言葉は、大抵は幻想です。
ニュースでセンセーショナルに取り上げられるということは「めったに起きない事件」であるということです。

話を戻します。
今度は土屋議員の漫画論へ。

>創作物、まさに「言論の自由」とか「表現の自由」の中で出てくるものというのは、人々に勇気を与えたり、希望を与えたり、失意のそこに陥っている人を励ましたり、こういうことこそ創作活動の意味であって

そういったポジティブなテーマを描くことに意義を見出している作家さんは大勢いらっしゃることでしょう。ですが人々に恐怖を与えたり、絶望を与えたり、後味悪い作品を作るのも「表現の自由」です。様々なテーマに日々挑戦している作家全てに対して失礼な発言だと思います。

また土屋議員は「自分の思う良い作品」をあげてらっしゃいますが、その代表例である手塚治虫先生にしても救いようのない嫌な物語をいくつも描いておられます。あと生涯10万枚の漫画を描いておられますので「全部読んだ」とかあまり言わない方がよいと思います。

>気持ち悪くて読む気にもならないような劣悪な表現をやっているものを保護する必要はないと。

「劣悪」かどうかは読者個人の判断にゆだねられるべきです。
なので土屋議員が個人的に「気持ち悪い」「劣悪」だと糾弾するのは全くもって自由ですが、国会議員が法によってそれを定義しようとするならばそれは検閲であり、日本国憲法によって禁止されている行為です。

>「創作活動が萎縮する」というけれども、豊かなところでどんどん創作活動をやってもらうと同時に、こういうことについては萎縮してもらいたい。

豊かな創作活動をするために欠かせないエネルギー源は「具体的な実害のない限りの全面的な表現の自由」だと思います。「こういうことは描いちゃだめだけどそれ以外はいい」という制限に関してですが正直なところ「性器の直接描写禁止」だけでもう満員です。

>心ある漫画家なら、必ずこのことがわかってくれるはずだと申し上げ

大抵の作家さんは反対しておられると思いますが…。

21世紀のコミック作家の会
http://www.comicnetwork.jp/director/index.html

とまあ、こんな質疑応答でした。
どういった考えの人が創作物の表現規制を推進しているのかがよくわかった、というところで非常に有意義だったと思います。



では逆サイドである規制慎重派の答弁を。
まあ同じ自民党なんですけど。

検証されない仮説によって法律、規制をつくるべきではない
~自民党橋本岳議員・法務委員会質疑書き起こし

http://blogos.com/article/87922/forum/

土屋議員の書き起こしの後に見ると、なんだかあれですね。
「まともな政治家がいた!」という感動がひとしおでw
橋本議員はすごく1から丁寧に論理的に冷静で感服しました。
相手の立場も気持ちも考慮に入れつつ、でもだめなことはだめなんだよ、と。

>ただ、これは立法者の私なりの矜持の一つとして、やはりきちんと検証されない仮説によって法律、規制をつくるべきではないと私個人としては思っております。

ものすごく普通のことなのに、なんだか名言に見えます。
「私個人としては」とおっしゃってますが、本来立法に携わるもの全てが鉄則としていなければならないはずなんですよね…。

まとめると。

・犯罪と創作物の相関関係を調べるのは事実上困難である
・本改正案は児童の権利保護のためのものであり創作物規制は別の問題とする
・表現の自由は無制限の自由ではないことに留意する
・創作者あるいは関係団体の自主的な対応を求める



私は「学校のトイレに次々と女子小学生が入ってきてひたすら大小の用を足すだけの描写で16ページほど淡々と漫画を描きたい」とか考えるような人間です。これもきっと土屋議員にとっては「劣悪」に属するんでしょうけど、憲法のおかげで守られています。ありがたいことです。ビバ日本!

・見たくない人に見せないようにする努力
・見せてはいけない人に見せないようにする努力

この2つを心がける必要があるのは理解します。
しかしそのことをポルノ表現にだけ要求するのはフェアではないと思います。

イニシャルDや湾岸ミッドナイトに注意書きあるじゃないですか。「実際の道路交通法を守って安全に運転しましょう」って。それと同じで、おっさんが少女を拉致監禁して暴力と陵辱の上、殺害する漫画があってもいいじゃないですか。「この作品の描写は全て架空であり、実際に行うと刑法によって厳しく罰せられます」という注意書きを入れてる雑誌や単行本多いですよ。

「子どもを性犯罪から守りたい」なら、もっと別にやることあるのでは?

児童ポルノ法により少女買春や商業的出版物は規制されました。
でも守られていない子はまだ沢山います。
親や知人により長年性的虐待を受けていながらも声を上げられない子への対処、被害に遭った児童の心のケア、被害を未然に防ぐための教育、加害者となりうる男子に対しては女性が受けるトラウマや犯罪を犯すことリスクなどの啓蒙など、課題はいくらでもあります。

「ロリコン気持ち悪い死ね」と叫ばれてもこちらの性癖は決して治りませんし、子どもは救えません。私にできることは突発的な性犯罪におよばないために、実在の少女と社会的な距離を取りなるべく関わらないようにすることと、性欲を自慰にて定期的に解消するくらいですしおすし。
今後も創作物に対する表現規制の動きを見守っていきたいと思います。

2回にわたる長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。
 



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(782) 児童ポルノ単純所持禁止法

こんばんはまちゃん大佐。

児ポ法の単純所持禁止法案の件について長文をお送りします。
ネットでなんかわけわかんないこと言ってる奴が多いので。

児ポ……通称「児童ポルノ禁止法」。
正式には「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」です。

この法律の成立は1999年です。もう15年前にもなります。

なので基本的には1999年以降に出版・販売されたもので、今までに「児童ポルノとして指定されていない出版物・映像」についてはすべて合法であると言えます。それ以前に創られたものでも、それ以後のものでも、もし自分の持っているものが今後指定を受けたら場合その都度廃棄処分にすればいいだけの話です。

例え10歳の女の子がきわどい水着でプールサイドでソフトクリームをなめているジュニアアイドル作品がありそれを持っていたとしても、それは「児童ポルノ禁止法」に抵触するものではありません。もちろんメジャーアイドルの写真集程度などは論外です。ハロがAKBがとか言うネットの書き込みは無知か愉快犯の煽りです。

この法律に触れるものは15年前よりすでに新作流通からは途絶えておりますので、一般人の方はご安心ください。



この法案は簡単に言うと、

(1)18歳未満に対し代価を持って性行為等をすることを禁止(子ども買春の禁止)
(2)それらを媒体に記録し、作品として製造、販売、譲渡することを禁止
(3)アニメ、漫画、ゲームなどの二次元描写への規制はありません

今回の件ではさらに(2)に「所持禁止」が追加されました。

発展途上国などで貧困が原因により問題になっている「こども買春」を無くそう、という理念が元になっています。
性的な一方的な搾取から子どもたちを守ろう、うん素晴らしい。

ところがアニメ・漫画など現実には存在しない創作上のキャラクターにまで「人権侵害」を適用しようとする圧力がありました。そもそもの法案設立の理念を考えると噴飯ものと言えます。

今回それらの創作物への適用が見送られました。
創作者としてこれは大変満足できる結果と言えます。

さてこの法案のポイントは「児童」と言う単語にあります。

世間一般で言う「児童」とは小学校就学中の子を指しますが、法律上での「児童」とは「18歳未満の男女」を指しています。

17歳のムチムチとした色気たっぷりの大人っぽい女子高生が好きな紳士も、この法案にかかると「児童」が好きな「ロリコン」扱いになってしまうのです。日本の女性の結婚可能年齢が16歳からであるのを考えると少々違和感を感じるかもしれません。これは問題のひとつになっていますので「児童」年齢の引き下げがあるのか、今後見守りましょう。

あ、そもそも10代の女が好きな奴なんてロリコンだろ人間として異常だよ、という価値観は別に否定しませんよ。ただ人類数千年の長い生殖の歴史をかえりみるに、そんな方はむしろ少数派に属するであろうと思いますが…。


さてこの児童買春・児童ポルノ禁止法案を2通りのルートから歴史をたどってみます。


◇ルート1 表側

もともと刑法には「強姦罪」「強制わいせつ罪」など、男女問わず性的に保護する意図のものがあります。13歳未満ですと合意の上でも犯罪となりますので、子どもの性的人権はそれなりに守られてきました。また性器おっぴろげの無修正エロ本は「わいせつ物頒布などの罪」によって禁止されてきました。

今の若い方には信じられないかもしれませんが、ヘアヌード写真は昭和の時代違法だったのです。成人の女性の全裸を撮る・映す場合、毛はわいせつなものであって剃るか隠すか修正するものでした。

逆に子どものヌードは芸術扱いでした。性的な動機で買っている人も当然いたでしょうが「毛が無いワレメ」は性器とは認められなかったのです。

80年代に入りそういった発毛以前の女児ヌードを売りとした「ロリータアイドル」が人気を呼び、ロリコンにとっては第1次黄金時代となりました。商業的にも成功し、さまざまな写真集、ロリ投稿雑誌などが生まれます。ですがそういった大量増産により社会的にクローズアップされてしまい「宮崎事件」なども向かい風となり、「ワレメも性器である」という判定を受けて一本筋には黒線などの修正が入ることになりました。

余談ですがそれと入れ替わるように91年、当時17歳であった宮沢りえの「ヘアヌード写真集サンタフェ」などを契機とし、ヘア解禁の流れが産まれ今に至っています。

ロリ業界ではその後もワレメさえはっきり出さなければ、少女ヌードは一切問題なく雑誌などに掲載することができたため「アリスクラブ」などのロリコン専門誌が多数発行されました。それには過去の少女写真集などが紹介され、またビデオ業界では少女の着替え、銭湯、トイレなどの盗撮モノも多数のレーベルで発売されました。

さらに力武氏による海外のアジア少女モデルを使った写真集などが全盛を迎えます。「ぺぺ」などロリコン関連物専門店なども流行り、かくして日本はロリコン大国として「年端も行かない少女を金銭でヌードにし性的被害を与えている」と諸外国からパッシングを受けることになりました。

そして1999年ついに政府は「児童ポルノ禁止法」を成立させます。

これにより「児童ポルノ」作品の「製造、頒布、陳列」などが禁止されました。
公に流通する媒体から少女のヌードが消えたのです。


◇ルート2 裏側

次は法律の外である「地下」の話です。

昭和末期におけるビデオデッキの普及に大いに貢献したのがエロビデオであることは間違いないでしょう。その中にも格が高かったのは無修正、いわゆる裏ビデがあります。当然のように毛も生えていないような少女のものもありました。

それらは大抵が個人が趣味で撮ったもので、撮影者の多くは少女の親であったり親類であったり知人であったりしました。公園などで声をかけて無理やり撮影した物もありました。もちろんすべて唾棄すべき犯罪です。

それは違法な組織の資金源として、もしくは摘発のリスクを厭わない個人間により静かに取引されました。80~90年代、歌舞伎町などに行けば、裏ビデオショップがあり誰でも買うことができたのです。まあ棚に並んでるわけではなく、隅に置いてあるファイルから番号を選ぶような感じじゃったなあ…って裏のおじいちゃんが言ってました。

これらはそもそも刑法における「わいせつ図画頒布罪」であり、さらにはセットで「強姦罪」「強制わいせつ罪」に抵触します。ただし買う側は犯罪になりませんでした。

ただそれほどロリはマーケットの広い商売ではないのです。
所詮、毛も生えていない少女に欲情する男はマイノリティなのです。
女は若い方がいいとは言うが、せめて10代後半でしょう。
そんな男たちは実戦の場に向かいます。

80年代テレクラから始まり、90年代に入ってポケベル・携帯の普及により18歳未満の女性からの積極的な売春行為が容易となりました。後に「援助交際」と呼ばれるものです。

少女たちはお金で体を売ります。紹介して小遣い稼ぎもできます。
下は小4くらいから上は高3まで。さすがに小学生は親が業者に売ったんでしょうが…。
男たちの一部はビデオ撮影し、独自のルートで販売します。
客はそのビデオを買って、性欲を昇華します。
何百以上もの作品がリリースされました。

調子に乗ると「コラッ!」と来るのが桜田門です。

そして1999年、児童ポルノ法が制定されます。

そうですここでついに「児童買春」が禁止されることになりました。
実はこの時まではお金を払って合意の上でJCJKとセックスをすることは違法ではなかったのです(もちろん13歳未満だと問答無用で強姦・強制わいせつ罪になります)。



児童ポルノ禁止法には2面性があると言えます。

・小学生などローティーンをロリコン向け商売から守るため
・ティーンエイジャーの安易な売春を取り締まり治安を守るため


さてその後、2000年代に入り時代はネット社会。
winnyに代表されるファイル交換ソフトなどにより、児ポ法施行以前の「合法」であった作品や、非合法のロリ動画、援助交際撮影動画などが広く世界に拡散されました。まあある意味ロリコンの第2次黄金時代と言えるでしょう。

それを受けてなのか2004年、政府は「児童ポルノ」作品の「販売、譲渡」も禁止しました。これによりネットでの交換もリスクを伴うことになります。援助交際動画も含む児童ポルノに対する当局の目がサイバーパトロールによって厳しくなったのです。……日本の人口を考えると捕まるのは氷山の一角にもならないでしょうけど。

そしてさらなる抑止力として今回の「単純所持禁止法案」の可決です。

これはかなり劇薬です。政府も思い切ったなと。
拳銃、覚せい剤などと同等のレベルに引き上げたのですから。

・自らの意思に基づいて
・自己の性的好奇心を満たす目的で
・殊更に児童の性的な部位が露出されまたは強調されているもの


という条件が付け加えられたのは、慎重派が頑張ったところでしょう。
まあ政治家、官僚としても「送りつけられた画像ファイル」で「犯罪者」認定されたらたまらないでしょうからね……。

個人的な考えですが、実のところ警察は「過去の作品の所持」には余り頓着しないのではと思います。というより現実的にできないかと。一年の猶予期間を終えた後、おそらく警察へは特定の個人への嫌がらせを目的とした「タレコミ」がかなりの数、定期的に来るでしょうから。

警官「はい、なんちゃら警察署です」
○○「××っていうキモイ奴が絶対児童ポルノ持ってるぞ、捕まえろ。」
警官「…はいはい(あーまたかよ忙しいのにふざけんな)」


家宅捜査をするには裁判所の令状が必要です。
捜査に基づいた合理的な説明ができなければそうそう発行されません。

警官「すいませーん、○○って人から電話がありまして××さんが児童ポルノ画像を持ってるって話なんで、令状出してもらえませんか?」
裁判所「なにいってんだこいつ」


その辺は日本という法治国家の常識度を信頼しておきましょう。警察組織というものは現在起きつつある犯罪を未然に防ぐ&取り締まる機関なのですから、私は敬意を払いたいと思います。
逆に考えてください。遥か昔の違法動画をPCに保存し、日々ただオナニーをしているだけの、平々凡々な人間を、戦時中の特高のように摘発し弾圧するような捜査。誰だってさせたいとも思わないし、したいとも思いませんし、意味もないですよね?

どちらかというと今から未来の話です。
ツイッター、LINEなどSNSではティーンエイジャーの安易な裸の写真の公開、それに伴うリベンジポルノが問題となっていますが、それらの画像の拡散抑止効果が現実的に期待できるのではないでしょうか。

そこである意味18歳未満の女子は、自分の裸体やそれに準じる画像・動画が「拳銃、覚せい剤などの麻薬並みの違法物」になりうると認識すべきですし、保護者や教育機関はそのことを徹底的に教えなければいけません。女性が主体でのこの法案を悪用しての脅迫事件も視野に入れる必要があります。

「撮らない、撮らせない」

上記をキーワードに「道徳教育」をするべきです。
「好きな人だから裸の写真をあげる」というのは確かに純粋な恋心かもしれませんが、それをあげた側も、そして受け取った側も、もしやすると人生を棒に振る可能性があるのですから。

あと施行後おそらく多発するであろう「児童ポルノ所持告発詐欺」にご注意下さい。
http://matome.naver.jp/odai/2134994274654752801


ご静聴、ありがとうございました。



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河口湖へ

こんばんちゃんまー。

娘。千秋楽の河口湖行ってきました。
ざっくりと感想だけ。

富士急と娘。のコラボがあるというので、電車で行きました。
ヘッドマークや車内広告、アナウンスなどが娘。メンバーになっています。

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車両自体は元国鉄の205系です。
「田」の窓が特徴的な初期型ですね。当初は1985年に山手線に導入されました。
バブル時代に都心のラッシュを走り回っていた彼が、今はローカル登山電車。
時代は回るものです。
まあ205系のお仲間にはインドネシアまで行った子もいるので、彼はまだ故郷の近くか。

そして中は…。

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ポスターで埋め尽くされています。
車内アナウンスも2駅ごとに交代で各メンバーがつとめていました(もちろん録音です)。

「次は○○です~」くらいしか担当が無い子もいれば、観光案内もする子もいたり。
だーいしが一番割りよくて尺長かったかな。

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河口湖駅はヲタによる撮影会。

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元京王線の猫車両発見。
「おまえ…こんなところで…!」
地方ローカル線の面白さです。

さてコンサート。

旅館よりタクシーでステラシアターに。
あのへんの移動は歩くにはさすがに遠くて、不便。

会場は自然に囲まれたすり鉢上の舞台。
可動式の屋根で覆われていますが、隙間から富士山をバックに望めます。
草木の匂いが野外コンの風情を感じつつスタート。

研修生のオープニングアクト後、正月のどっきりで使われた場所ということで、オープニングはフジテレビより拝借したどっきりVTRを上映。メガネフクちゃんとかだーいしが見てるだけで面白い。

そして本編。

今回のMVPはだーいしに尽きます。
3曲目の「how do you like japan ~日本はどんな感じでっか ~」で、ラストの締めのセリフがあるのですが。

「アイ ラブ ○○~!!」

○○にはたいていコンサ会場の地名が入ります。
フクオカー!とかトウホクー!とか。

だーいしが張り切って全力で叫びました。

「アイ ラブ トウ…イイェェェェェェェェ~!!」(汗


思わず連番の友人と顔を見合わせました。
今だーいし、なんて言った?
東京って言いかけたんじゃね?
…少なくともここは山梨、だよな?

曲終わり、暗転して、がっくりとうずくまるだーいし。
笑いながら慰めるメンバー。
明かりがつくと、もう半泣きのだーいし。
気を取り直して言い直し。

「アイ ラブ フジヤマァァァァ!!」

ああなるほどw
ごまかそうとして不可能だったのですね。

「トウ(キョウじゃねえ!ええと…)イェェェェ!!」

あゆみんかわいいよあゆみん。
ライブの醍醐味ですね。

終演後には打ち上げ花火。
でも2階席後方だったので見えないw
モニターには喜んでいるメンバーが映ってました。

夜は飲み会。
飲み屋の名前を言っただけで連れて行ってくれるタクシー、やるなと思った。
さすが地方ならではのピンポイントサービス。
温泉で一泊して帰ってまいりました。

ではでは。

プロフィール

りかや

Author:りかや
メール manochin411@gmail.com
ツイッター rikaya_manosta

漫画を描いてコミケやコミティアに参加してます。
オリジナル漫画の書店委託をしております。

■著作紹介

40歳無職独身ロリコン紳士が死亡転生し、女の子として生まれ変わった。失われた性欲を求めてさまようとっても下品な美少女JS物語。COMIC ZIN様で好評販売中!


女子小学生日記シリーズ

漫画サンプルはこちら

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