
こんばんシャンプー。
ゆび祭り行ってきましたよ。
今日は4コマ無しでレポートのみ。
午後5時半。
九段下の駅前から続く「チケット譲ってください」の列。
客層が特に若いということもなく、どこかのソロアイドルフレンドのように薄い方や白い方が多いということもなく、老若男女勢揃い、色んなアイドルのヲタが大集合でした。
先月18日以来の武道館です。
客席に入ると周囲の会話がなんとなしに耳に入ります。
「女子流ライブどうするんすか…」「れにちゃんがね…」と座席はどうやら特定のヲタで固まってるわけではないようです。まあアリーナは指原CDの購入者だろうと思いますけど。大体8~9割の入りですが、開演時間に遅れて入る社会人の方がかなり。
通路挟んで右側は親子連れが多く招待枠?小学生の女の子がロミオを打ってるのを見るのは微笑ましいものです。
始まる前に例の件の謝罪VTRがあり、ファンからは温かい拍手で迎えられました。
18時03分45秒開演。
司会はさしことイジリー岡田さん。NHKの撮影が入ってるのにもかかわらず高速ベロネタをかます強者。
披露順はトリのさしこ以外くじびきで決定。
各陣営のスタッフが箱の中のボールを取るというVTRが流れます。
前半は新鋭グループ、中盤の山にAKB派生、ももクロ、そして後半はエイベックス2連続、ベテランのボーノ、ラストは大人数のアイドリングでさしこに繋ぐ…というくじ引き箱の横でチャオズが超能力でも使ったんじゃねえかっていう良い感じの順番。
まあ「くじで決めた」っていう演出ですよねw
では各グループの個人的な印象をば。
ちなみに1グループの持ち時間は10分です。
<私立恵比寿中学> http://official.stardust.co.jp/ebichu/01. 放課後ゲタ箱ロッケンロールMX
ももクロと同じスターダストの妹分ユニット。
メタルバンド?とおぼしき派手なメイク。どうやらXのコスプレらしい。顔がわからないよ!なんかもう歌というかシャウトというかがなり立てる感じでおじさんポカーンです。インパクトはありましたが1曲だけの披露でした。ももクロに時間配分譲ったのだろうか。
ちなみにアンコールではメイクを落としていて、歳相応の少女たちの顔が見えてちょっとホッとした。
<乃木坂46>http://www.nogizaka46.com/01. おいでシャンプー
02. ぐるぐるカーテン
秋元康プロデュースでAKB48の「公式ライバル」。レーベルはソニーミュージックなんだけどこの子達って事務所どこなんだろう。そのまま全員ソニー所属だとしたら太っ腹だな。
同じ制服路線でも元気なタイプの48系とは違いこちらは清楚でおっとりイメージを押し出してますね、曲調もそんな感じで。生駒ちゃんくらいしか顔がわからんけど、まだ一年目だし色々拙いな。
<ぱすぽ☆>http://passpo.jp/01. Pock☆Star
02. 少女飛行
03. マテリアルGirl
所属はプラチナム系列。
キャビンアテンダントを模したスタイルだということで、初のフライトを体験。CAさんって物静かに「コーヒーかお茶どちらにいたしましょうか?」と尋ねるイメージなのだが、彼女らは意外と動いて踊りまわるのに驚いた。曲調もロックですし。非常時のCAさんなのだろうかw
<渡り廊下走り隊7>http://www.watarirouka.com/01. 希望山脈
02. 少年よ 嘘をつけ!
03. 完璧ぐ~のね
プロダクション尾木(岩佐のみ長良プロ)のAKB派生ユニット。
「おおー本物のまゆゆだ」って感じw。AKB関係を生で見るのは6年ぶりくらいかもしれません。……というか途中まで気づかなかったんだけど、シンディこと浦野さんがいるじゃあないですか。SDNから不死鳥のようにこっち来たんですね。
<ももいろクローバーZ>http://www.momoclo.net/01. Z女戦争
02. 行くぜっ!怪盗少女
スターダストのダストのほう所属(メンバー談)。
今回一番の盛り上がり。というかこりゃもうファン数の違いかな、モノノフほんと多いですわ。今絶賛上がり目のアイドルとそのファンとが一体となった特殊な熱気を感じました。ぶっちゃけ在宅モノノフの自分は置いてかれた気分。緑可愛いよ緑。一年以上ぶりにライブで見る「怪盗少女」に鳥肌。
<東京女子流>http://tokyogirlsstyle.jp/index.html01. Rock you!
02. Attack Hyper Beat POP
03. おんなじキモチ
エイベックス所属。
こういう祭りでは普段見ない他グループの掘り出し物を探すのが常ですが、私が「おおっ!」とキタのは女子流ちゃんですね。ダンスも曲もカッコいい系です。髪がみんなロングで下ろしてるので見分けがつきにくいんですが。
5人という少数人数で2年以上地道にライブをやっているわけですが、納得のパフォーマンスでした。数年後は往年のSPEEDのようになるだろうか、楽しみですね。次は年末武道館公演らしいですが、えっ、それは集客大丈夫なの?と素直に思う。 …よーし行こうかな。
<SUPER☆GiRLS>http://supergirls.jp/index.html01. 女子力←パラダイス
02. Everybody JUMP!!
03. プリプリ SUMMERキッス
エイベックス所属。
女子流がクローズドに黙々と育成してるのに対し、こちらはファンを巻き込んだオープンスタイルが特徴。曲調も全然違って、いかにも多人数アイドルの華やかさを前に出したもの。笛がうるさかったよw
えーと……あみた太った?
<Buono!>http://www.helloproject.com/buono/01. 初恋サイダー
02. ロッタラ ロッタラ
03. 恋愛ライダー
ここは後述。
<アイドリング!!!>http://blog.fujitv.co.jp/idoling/index.html01. やらかいはぁと
02. One up!!!
03. 苺牛乳
フジテレビ企画グループでメンバーは複数事務所所属。
今回登場グループで最大人数、20人くらい出てましたかね?もうちょっと少なく選抜にしても良かったかも。最年少の子が中1とは驚きです。菊地亜美のMCは安定。次の出番のために退場するさしこの代わりに、アイドリングがMCのつなぎを担当しました。
<指原莉乃>http://ameblo.jp/sashihara-rino/01. 初恋ヒルズ
02. 意気地なしマスカレード
03. それでも好きだよ
「おー、1人で歌ってる~」ってな感じ。
2曲目は初披露だそうですが、CDの発売予定が決まってないので「最初で最後になるかも」とか。HKT移籍の件も影響してるのでしょうか。あ、ネットで見られるようなネガティブな反応は現場では全く感じなかったですよ。私のすぐ近くの幼女もめっちゃロミオして応援してましたし。いやまあその幼女は文春読んでないでしょうけど。
<アンコール> 01. Yeah! めっちゃホリディ [指原莉乃 with はるな愛]
02. ヘビーローテーション [ゆび祭り選抜メンバー+全出演メンバー]
さしこ憧れのあやや曲を歌ってる最中、愛ちゃん乱入。
テレビで芸人と絡んでるとそう思わないんですが、アイドルと並ぶとやっぱゴツいですねw
で、ラストはみんなでヘビロテ合唱。
敏感なハロヲタの方なら何かとアレでしょうけど、私は嬉しかったですね。UFAがそういうことを「許した」っていう事実が痛快で。
スタンドマイクの3TOPにはさしことまゆゆとみやびちゃん。これもまた面白い。
さてBuono!評です。
初恋サイダー、愛理の歌い出しで会場全体がスッと「歌を聴く姿勢」に変わったような気がします。ここ最近の喉の調子が万全じゃなかったらしいですが、それでもホントいい声です。9年前、「あぁ!」の握手会で彼女に「君はほんと歌上手いねえ」と声をかけた私の耳は間違っていなかった、そう思います。
桃子は普段ボーノではやらないももち結び。ホントは下ろし髪でやってほしいけど(そんな事言ったら桃子にひっぱたかれそうですが)よそ行きの仕事ですからしょうがない。みやびちゃんと共に、武道館を、たった3人だというのに「所狭しと」走り回っていました。
まっこと実にベテランの風格を感じるステージ。
「武道館で演る」という気負いは無く、ただただ呼ばれたから「Buono!」を見せつけた、それだけ。私達のライブに来れば、もっともっと観ることができるよ、という言外のメッセージを勝手に受け取りました。
ネットでも評判が良かったようで。
ハロを知らない人たちに「ハロプロ」が15年経ってもなお定期的にライブをし続けることがなぜ出来るのか、という理由の一端をわかってもらえればと思います。
また「あのももちが歌上手かった」ってコメントはファンの一人として特に嬉しいですね。普段バラエティ番組でのももちキャラを笑って見てますが、それでも「くそぅ…この子はライブだと全然違うんだぞ…」となんか妙に悔しい気分を抱きながらなので。
◇
総評。
当たり前ですが345円は安すぎる、有意義なイベントでした。
そしてBuono!の出演はハロ陣営にとって大きなメリットになったと思います。
昨今大幅に増えたモノノフ…ももクロヲタの結構な割合が「ももクロからアイドルヲタになった人たち」であるとすれば、同じアイドルだけど全然違う路線のBuono!は、新鮮な感動を与えたのではないでしょうか?他のグループにもそう言う方は多いでしょう。
Buono!を入り口としてパフォーマンスを売りにする、ベリキュースマなどにも目を向けてほしいものですね。…え?娘。ですか?今のモーニング娘。はいろんな意味で「玄人向け」だと思うので、実力云々については3年待って欲しいw
ここ1~2年で飛躍的にハロプロは他のアイドルと共演することが増えました。これは新規獲得のチャンスとして好ましいと同時に、従来からのハロプロファンが他のアイドルのパフォーマンスを見る機会が増えるということにもなります。
そこで改めて「なーんか長年日常的に行ってるけど、実はハロプロライブはすごいんだ」ということを再認識できるのではないでしょうか?
…なんて褒めすぎですか?w
では、おやすみやび。
■BARKS記事指原莉乃プロデュースの<ゆび祭り>、ラストはBuono!、さしこ、ももクロも「ヘビーローテーション」http://www.barks.jp/news/?id=1000080844
テーマ : ハロー!プロジェクト
ジャンル : アイドル・芸能