(659) 人生チート
こんにちわわ。
「チート」って言葉がありますよね。
直訳するとズルとか騙すとかそういう意味ですが、日本においては「ゲームにおけるデータの改造・改変行為」を指すことが多いと思われます。
通常では考えられないような能力を持つキャラクターを作り出すことができるため、オフラインでの個人プレイでやる分には単なるお遊びですが、オンラインゲーム上では不正行為のひとつとなります。
このチートから派生して「チート小説」という分類があります。
具体的な定義ははっきりとしませんが、たとえば現代社会に住んでいた主人公が神の気まぐれで超絶強い能力を持って異世界に転生して…なんてのですね。
また肉体的や魔法的に強くなくてもよいのです。
「戦国自衛隊」や「ジパング」なんかもチートものに入れちゃってもいいんじゃないでしょうか。現代兵器とともにタイムスリップすることによって、本来ありえない力をふるう事ができました。
タイムスリップにおいては「記憶」というのもチート能力のひとつ。
「これから世間で起きること」をすでに知ってるということは、ものすごいアドバンテージです。ただしそれを上手く活用できるかどうかは、本人の資質次第ですが。
私が昭和20年代にタイムスリップして、手塚先生登場前に手塚手法で漫画を描いて発表したらどうなるかな?
◇
で、最近読んだTS系チートもの小説で面白かったものをご紹介します。
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理論屋転生記 /連載中
http://ncode.syosetu.com/n3814y/
俺は、私になる。
交通事故でこの世を去った俺は、転生後の異世界でモラト・リリフィムという領地の領主の娘・セフィリア・ジルコニアとして生まれ変わる。文化レベルは、現代以下。中世ヨーロッパを思わせる町並み、それでいて、植生は俺の知るのとほぼ一緒。そんな世界で、俺は生前は得られなかった両親の愛を受けていたが、そんな日々は長くは続かなかった。
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※内容にある程度触れますので知りたくない方は飛ばしてください
幼少から青年になるまで孤児院で育った主人公男性は、様々な本を読んでいました。
※引用
『読んだ本の種類は本当に雑食で、哲学書から歴史書、伝記、ファンタジー、図鑑、と色々。マンガも少々読んだりもしたが、読んだマンガは同年代の読むような少年マンガとはかけ離れたもので、農業学校の話や医療マンガ、他にも図解でわかる科学技術マンガ、料理マンガのようなものだ。』
そんな雑食インテリな彼は小学校教諭を目指していたのですが、それが叶ってすぐ、事故でこの世を去ってしまいます。
そして異世界の領主の娘として(生前の記憶を持ったまま)生まれ変わるのです。以前は得られなかった両親の愛をふんだんに受けながら、健やかに成長します。
成人男性の記憶を持ちつつ、ちゃんと幼女やってるところが面白いです。肉体の器と、周囲の接し方次第で、人間って精神年齢下がるかもしれません。ほらお金払って赤ちゃんプレイする紳士の方もいますし(違う
領主の父親を病気で失ってからが物語の本格スタート。
たった6歳の少女が「自分が領主を継ぎます!」と声高らかに宣言するのです。臣下達はもともと大人びていたとは言え、そのりりしいたたずまいに感激。
ここから前世での「現代日本レベルの雑学知識」が武器になるのです。まさにチート。適当に遊んで生きてきたチャラい非常識男が前世でなくてよかったよかった。かくしてセフィリアお嬢様は善政をもって領地を治めていくのでした…とはなかなか行かず、理論と実践はやっぱちがうんだなーと色々苦労して行く物語です。
生まれ変わりなので「男性の心が女性の体に入った」という感覚は乏しく、TSモノと言えるほどのTS要素は無いですね。体は子どもなので、男性や女性に性的な興味があることもなく、政治や行政に必死のワーカホリックお嬢様と化してます。
内政描写が好きな方にはお勧めです。
あと「銀凡伝」もなかなか面白い。
http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=etc&all=2215
「銀河英雄伝説」の二次創作なので、そちらを熟読してないとまったく意味がわからないです。
現代日本の普通の平凡な大学生が、「銀英伝」世界の帝国門閥貴族の息子として生まれ変わってしまったというお話。
彼には何の力も無いのです。
…ただひとつ「原作知識」という超チートな武器以外は。
いやそれって神レベルの視点w
■

「チート」って言葉がありますよね。
直訳するとズルとか騙すとかそういう意味ですが、日本においては「ゲームにおけるデータの改造・改変行為」を指すことが多いと思われます。
通常では考えられないような能力を持つキャラクターを作り出すことができるため、オフラインでの個人プレイでやる分には単なるお遊びですが、オンラインゲーム上では不正行為のひとつとなります。
このチートから派生して「チート小説」という分類があります。
具体的な定義ははっきりとしませんが、たとえば現代社会に住んでいた主人公が神の気まぐれで超絶強い能力を持って異世界に転生して…なんてのですね。
また肉体的や魔法的に強くなくてもよいのです。
「戦国自衛隊」や「ジパング」なんかもチートものに入れちゃってもいいんじゃないでしょうか。現代兵器とともにタイムスリップすることによって、本来ありえない力をふるう事ができました。
タイムスリップにおいては「記憶」というのもチート能力のひとつ。
「これから世間で起きること」をすでに知ってるということは、ものすごいアドバンテージです。ただしそれを上手く活用できるかどうかは、本人の資質次第ですが。
私が昭和20年代にタイムスリップして、手塚先生登場前に手塚手法で漫画を描いて発表したらどうなるかな?
◇
で、最近読んだTS系チートもの小説で面白かったものをご紹介します。
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理論屋転生記 /連載中
http://ncode.syosetu.com/n3814y/
俺は、私になる。
交通事故でこの世を去った俺は、転生後の異世界でモラト・リリフィムという領地の領主の娘・セフィリア・ジルコニアとして生まれ変わる。文化レベルは、現代以下。中世ヨーロッパを思わせる町並み、それでいて、植生は俺の知るのとほぼ一緒。そんな世界で、俺は生前は得られなかった両親の愛を受けていたが、そんな日々は長くは続かなかった。
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※内容にある程度触れますので知りたくない方は飛ばしてください
幼少から青年になるまで孤児院で育った主人公男性は、様々な本を読んでいました。
※引用
『読んだ本の種類は本当に雑食で、哲学書から歴史書、伝記、ファンタジー、図鑑、と色々。マンガも少々読んだりもしたが、読んだマンガは同年代の読むような少年マンガとはかけ離れたもので、農業学校の話や医療マンガ、他にも図解でわかる科学技術マンガ、料理マンガのようなものだ。』
そんな雑食インテリな彼は小学校教諭を目指していたのですが、それが叶ってすぐ、事故でこの世を去ってしまいます。
そして異世界の領主の娘として(生前の記憶を持ったまま)生まれ変わるのです。以前は得られなかった両親の愛をふんだんに受けながら、健やかに成長します。
成人男性の記憶を持ちつつ、ちゃんと幼女やってるところが面白いです。肉体の器と、周囲の接し方次第で、人間って精神年齢下がるかもしれません。ほらお金払って赤ちゃんプレイする紳士の方もいますし(違う
領主の父親を病気で失ってからが物語の本格スタート。
たった6歳の少女が「自分が領主を継ぎます!」と声高らかに宣言するのです。臣下達はもともと大人びていたとは言え、そのりりしいたたずまいに感激。
ここから前世での「現代日本レベルの雑学知識」が武器になるのです。まさにチート。適当に遊んで生きてきたチャラい非常識男が前世でなくてよかったよかった。かくしてセフィリアお嬢様は善政をもって領地を治めていくのでした…とはなかなか行かず、理論と実践はやっぱちがうんだなーと色々苦労して行く物語です。
生まれ変わりなので「男性の心が女性の体に入った」という感覚は乏しく、TSモノと言えるほどのTS要素は無いですね。体は子どもなので、男性や女性に性的な興味があることもなく、政治や行政に必死のワーカホリックお嬢様と化してます。
内政描写が好きな方にはお勧めです。
あと「銀凡伝」もなかなか面白い。
http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=etc&all=2215
「銀河英雄伝説」の二次創作なので、そちらを熟読してないとまったく意味がわからないです。
現代日本の普通の平凡な大学生が、「銀英伝」世界の帝国門閥貴族の息子として生まれ変わってしまったというお話。
彼には何の力も無いのです。
…ただひとつ「原作知識」という超チートな武器以外は。
いやそれって神レベルの視点w
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