
こんにちわだちょ。
日曜日、家の中でこもってます。
もうちょっと暖かければなあ。
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よく「今のAKBは昔のモー娘。を越えたか?」という設問が投げかけられます。ええ、狼にこんなスレがあれば、そりゃもうアケカスハロカスの連呼で叩き合いになるに決まってますが、あなたはどう思いますか?
たぶんAKBヲタ、ハロヲタ、そして一般人ともども関係なく
「年齢」によってその答えが決まると思うんです。
現在30代以上の方はおそらく「超えてない」と回答されるでしょう。理由は「あのモー娘。バブルを肌で知っているから」です。
これはここ13年間の現在の年齢と、当時の年齢をあらわしたものです。
現在30歳の方はラブマ~ミニモニ。あたりの「モー娘。無双時代」を18歳~21歳で過ごしています。大学生か、会社に入ってるか、それなりに世間を広く眺めることのできる年齢です。
私自身当時(おおよそ25歳)は「アイドルにまったく興味の無い一般人」でした。その私から見ても、モー娘。ブレイクはすごかったものです。テレビや新聞、雑誌などのメディアジャックぶりは今のAKBよりひどかったと思います。毎日毎日黄金期メンバーがあらゆる番組に出ていました。「うたばん」「MUSIX!」「FUN」など、歌番組でありながらほぼ娘。のためのバラエティ番組でした。
その当時、友人らとカラオケによく行ってましたが、歌うのはアニソンが多かったです。でもたまに歌う「普通の流行曲」の中に「LOVEマシーン」が入っていました。そう「アイドルの曲」ではなく「流行曲」として。カラオケでの盛りあがる定番曲として。
ある日私はよくCDショップで「なんか頭に残ってるいい曲」のCDを買いました。それはプッチモニの「ちょこラブ」でした。誰が歌ってるかなんて全く知りません。ライブ参戦など、ヲタとして濃くなっていくのは別のきっかけからでもっと後の2002年からです。
「一般人が(流行の)いい曲だなと思ってアイドルのCDを買う」という現象が100万人規模で起こったのです。「ひとり1枚」買いました。国民の100人に1人が1枚だけ持っている。これがブレイクでありブームです。
20歳以下の方は、当然これらを肌で感じていません。
今年38歳になる私ですが「キャンディーズ」や「ピンクレディ」の全盛期を肌で感じていません。松田聖子ブームがギリギリです。それと同じことです。わたしがそれらのブームについて年配の方から説明されても「ふーん」とう印象でしょう。
AKBはアイドル業界のトップに立ちましたが、それはAKBメンバーと運営の大変な努力の末、獲るべくして獲ったものであって「あるきっかけを持ってブレイクし、自然と社会全体を巻き込むブームになった」わけではないんです。
狼などで「AKBがマジで今すごい!」と(論争厨の煽りでなく本気で)息巻いている方々は、もしかしたらかなり若い方なのかもしれません。いや現状AKBがすごいのは確かにすごいんですが、ある時代の大ブームと比較したら中身が全然ちがうんです、って反論されたらそりゃ「またハロカッサージジィ涙目乙www」になるのも無理はないかもしれません。
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逆に考えると全盛期を知らない分「落ち目っぷり」も感じません。
趣味を楽しむ上で先入観が無いというのは良いことです。
AKBファンに「ピンチケ」と揶揄される若い子らが多いように、ここ1~2年でハロプロ関連のコンサートにも明らかに若い世代が増えてきました。女子高生も目立ちます。彼女たちはミニモニ。全盛期に幼稚園や保育園で「ジャンケンぴょん」をやってた世代です。ライブへ自分1人もしくは友達を誘い、小遣いやバイト代を使って、自由に来られる年齢になったのですね。
また娘。9期メンバーの世代、現在小学6年生の子は、2006年当時7歳です。そう、ミニモニ。すら知らないのです。小学校に入学した時点で、矢口がすでに脱退していたのですw
そんな彼女たちがもしアイドルを目指すとしたらどこなのでしょうか?
ほとんどテレビに出ていない興行専門アイドルハロプロと、新規勢力AKB。その他さまざまな事務所のオーデション…。
インターネットはとうの昔に完備されています。うわべのメディア戦略は通用しません。彼女たちはyoutubeで各アイドルの動画をくいいるように見て、掲示板でアイドル志望の同志たちと話し合い、2ちゃんねるの反応を見て決めることでしょう。人生をかけたその場所、そこには「落ち目だから」「国民的だから」なんてあさはかな判断が入る余地はないに違いありません。狼で無責任にクダ巻いているおっさんどもより、よっぽど真剣にアイドルを見ていることでしょう。
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そもそもハロプロの衰退とAKBの台頭はほとんど関係ないんです。だからヲタ同士が争う理由なんて無いんですが、ほとんど宗教戦争の呈をなしてる感があります。
ハロプロ没落の原因。
それはブームの終焉から来る「ヲタ専アイドル」への移行と、事務所運営が離れるファンを引き止められなかったことによる自滅です。
平たく言うと「調子に乗りすぎた」わけで、その空いた(安いギャラで使える)「アイドル枠」に見事AKB戦略がはまり込みました。そこにハロの殿様商売に嫌気が差したヲタと、兼ヲタと、そもそもハロを知らない層が流れ込んだのです。
それでも現在ハロプロはアイドル業界第2位の老舗です。
が、ももクロちゃんや、アイドリング!!!がCDセールス面では紙一重の状態に近づいています。その危機感がやっと伝わったのか、とにかく宣伝下手のUFAもネットをかなり活用するようになり(いや遅いですがw)少しずつハロプロのセールスポイントである「ステージクオリティの高さ」が、全盛期を知らない世代、アイドルに興味が無い層に浸透してきているように思います。…思いたいです。
個人的に今年あたりAKBが「守り」に入るんじゃないか?と感じます。トップの苦悩と言うんでしょうか…もうCDセールスでのスポンサーアピールが限界になってますし、選抜メンバーの顔ぶれもワンパターンに思えます。サプライズのネタ出しもだんだんキツくなって来るでしょう。このあたりはAKBヲタの方、そして運営スタッフがもっと真剣にAKBの将来を考えておられるでしょうから、私などがどうこう言うことじゃないんでしょうけど。
ハロプロに対しては、メンバーもスタッフも「挑戦者」であることを常時意識してツイッターで言ってた様にぜひとも「攻めの姿勢で」がんばって欲しいと切に願います。
731 名無し募集中。。。 2011/01/10(月) 12:40:07.30 0
1/14夜公演MC
吉澤「合格おめでとう^^みんなは何時のモーニング娘。が好きだった?(笑)」
生田「高橋さんリーダー時代です」
鈴木「後藤さんとか居た時」
客「ド!(笑)」
吉澤「(笑)えー私の居た時って子居ないの?(笑)鞘師ちゃんは?」
鞘師「明日のモーニング娘。です」 ※ネタレスです。でもこのくらいの気概が欲しいw
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テーマ : ハロー!プロジェクト
ジャンル : アイドル・芸能