今日は長めに雑文を。
ちょい前の4コマで「ももこがメンバーにかかる必要経費」を計算してましたが、実際こうやって何年もアイドル業をやってるんだから当然黒字なんでしょうね。
そう事務所は儲かっ(ry
「テレビに出られない=落ち目→解散」
という思考回路を築き上げる前にちょっと考えてみよう。
そもそもアイドルはどうやって金を稼ぐのか。
(1)CD・DVD・写真集の売り上げ
(2)コンサートチケット収益
(3)グッズ販売利益
(4)ファンクラブ会員費
(5)ツアー/イベントなど
(6)テレビのギャラくらいですかね?あとはきらレボなどのギャランティくらいか。
で、ざっとどのくらい収益があるかすごくいい加減に想像してみました。
あくまでも素人の「想像」ですよ!あまりシビアなツッコミは無しで!
【1】
CD…行って3万枚、単価1200として3600万円。宣伝費(CM・握手サーキット経費)などでトントンくらいかな?シングルDVDを同時に出してるので、黒に転じるかもしれませんねえ。
単純売上金ということなら15億円くらい行ってるはず。《参考》2008年ワンダ関連CD売上枚数
683192枚・モーニング娘。
(リゾ、警部、カバーゆー) 合計 114053枚
・ベリーズ工房
(ジンギ、猿、MADA、5thアルバム、タルタルMIX)合計 113826枚
・℃-ute
(LALALA、涙の色、手毬、FOREVER、3rdアルバム) 合計 147014枚
・Buono!
(恋愛、KISS、ガチンコ、ロッタラ、1stアルバム) 合計 153820枚
・アテロビ(LOVEランチ) 6371枚
・High-King(C\C(シンデレラ\コンプレックス 31693枚
・きらり関連 102068枚
・しゅごキャラエッグ 14347枚
コンサDVD、企画DVDなどは数千枚売れれば御の字でしょう。企画物でそんなに金かけてるようには見えないし…。
ソロ写真集など紙媒体は、DVDに比べかなり原価率悪い(紙代・印刷代などはやっぱ高い)よほどの売れ行きが見込めないと、今はまず出せません。娘。ピークの2003年前後はどれも軽く十万部以上売れたのですが…。
写真集と同時に限定DVDを必ず出すのは、写真集のみではあまり儲からない、というより下手すると赤出るから、「じゃあついでに動画回しとけ」…だったりするかと。DVDなんて製作費200万で500枚も売れれば黒だし。(ハロプロは最低3000枚以上は出る)
【2】
正月の中野ワンダコンを例に取って丼勘定してみました。
01/02(金) 中野サンプラザ 18:00
01/03(土) 中野サンプラザ 11:30/15:00/18:30
01/04(日) 中野サンプラザ 11:00/14:30/18:00
01/05(月) 中野サンプラザ 14:00/18:00
全部で9公演。
ほとんどの人がFCで取ってると仮定しちゃう チケ1枚7,350円。
大ホールは満員で2222席。
全公演が8割方埋まったとして、7,350円×1777席=1306万円
中野9公演分のチケット代売り上げが 1億1754万円 となります。ちなみにサンプラザホール使用料は4日間で335万円です。
付帯設備使用料金がもう少しかかります。
サンプラサイトより引用
一般的なコンサート形式の場合(利用時間 9:00~21:00)
(仕込・リハーサル・夜本番一回の場合)
※機材持ち込み主体、スタッフは主催者手配
会場費(平日) 利用時間 9:00~21:00 798,000円
舞台標準
付帯料金 吊り物バトン・パイプ椅子・小机・椅子・スモークマシン 120,000円
照明標準
付帯料金 基本セット・ピンスポット・電源設備使用料 200,000円
音響標準
付帯料金 コンサート用セット・電源設備使用料 100,000円
ロビー標準
付帯料金 ロビー案内サービス一式(8名) 66,150円
楽屋標準
付帯料金 1階4室・2階5室・給湯室 39,900円
合計 1,324,050円 その他スタッフ人件費、設営などに幾ら位かかるのか?
結果、黒字なのか赤字なのかはご自由にご想像ください。
ちなみにハロプロ全体で年間200公演以上のライブ・舞台をやってます。
【3】
そのいっぱいやってるライブ・イベントなどで必ず売られているグッズ。
これは他社の中抜きがほぼ無いので非常においしい。
売られている物も、写真を基本にしたものか、シャツやタオルなどのロゴプリント系で限りなくコストダウンwが図られています。トレポスや生写真の原価率は3%くらいな気がするのですが、マクドナルドのコカコーラ的な気がするのですが、あまり気にするのはやめましょう!
これはお布施ですから…私も結構買ってます!
つーか、ずらりとトレポの並んだライブ前広場を見てると、お前らいくら使って…。実数根拠は無いですが、濃い目のグッズヲタ500人が1人5千円買ったとしても1会場売上250万。販売数が不透明なので全く儲けの度合いはわかりませんが、少なくともリスクのある商売ではなさそう…というか生命線ですよね。
ところで製造コストが一番高いのはパンフレットだと思います。
「え、メンバーの写真がずらっとページごとに並んでるだけで、何の工夫もしてないやん!」と思うかもしれませんが、あのサイズでフルカラー、しかもそれほど部数が出せないものはコストがかかるのです。そもそも買わない人も多いし、ハロプロライブはリピーター率が異常に高いので、1ツアーで5千部刷りくらいでしょうか。ある意味「お買い得」なアイテムと言えます。
【4】
FC会員費は固定収入としてありがたいもの。
2008年1月時に約33000人の会員がいたようです。1人で多枠持ってる人もいるのでこれが単純に現場ヲタの数じゃないですが…。推測すると、
33000人 × 4800円(一般年会費) = 1億5840万円
300人 × 63000円(エグゼ様) =1890万円
年間売上 1億7730万円
つーかチケ手数料取りすぎ…。
【5】
FCツアーは、旅行会社との取り分がわからないのでどうにも推測しようは無いですね。まぁハワイ4泊6日フリー行程ツアーに20万以上、国内1泊2日バスツアーに6万取る時点でアレですが。100人くらいでも決行するんだから、そのくらいでも黒字になるレベルなんでしょう。
パシイベは80人×2500円×2公演=40万円…と小銭稼ぎとしてわかりやすいですが、これは純粋にファンサービスの度合いが強そうです。こういう距離の近いイベントを定期的にやって、マジヲタの足を洗えなくするわけですね。
最近は抽選の無料イベが多いですが、そのためにCDを大量買いしたり、会場で限定グッズを買ったりと散財しているわけで、プラマイプラスなのは明白。
【6】
…と、まあここまで推測と想像を適当にブレンドして長々列挙して来ました。
さらにテレビのギャラ…は全然無いか。よろセンは自社枠だし。
ピザーラは快挙でしたね。CMは仕事密度の割りに高額なので。
【おまけ】
メンバーへ渡す給料(年棒)を夢想してみる。
人気絶頂時の本体メンバーが、長者番付納税額数千万円だったこと。
UFAが基本的には年功序列の給料制+娘。を優遇する性質、だということ。
以上を踏まえつつ。
今現在売上が下降線と言えども、まだワンダメンに2億は出せると思います。
・娘。全体で1億
(5期2人で4千万、6期3人で4千万、小春1千万、8期3人1千万)
・ベリキュー14人で5千万(1人約700万)
くらいかと。きっとまのちゃんは薄給です。がんばれー。
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リクエストその1・白鳥あいみさんより
>リクエストは、雅ちゃんが「Gカップ」と書かれたTシャツを着てbuonoイベに出たけど桃子と愛理、さらにスタッフ、ヲタが全員そのことには触れずにいく・・・みたいな設定でお願いします。
テーマ : ハロー!プロジェクト
ジャンル : アイドル・芸能